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あれから数ヶ月が過ぎた。いなくなった2人を思いながら涙を流すことはまだ何度もあったけれど、萩原くんや松田くん、伊達くんが送ってくれる何気ないメッセージになんとか支えられながら日常を過ごしていた







「せんせーさよーなら!!」






『うん、さようなら。気をつけて帰ってね』






教室に最後まで残っていた日直の女の子を送り出し、戸締りを確認して職員室に向かう






11月に入って少し経ち窓から見える街路樹の葉も黄色く変わり、秋だなぁ、としみじみと思う







『お疲れ様です』







「宮咲先生こそ、こんな時間までお疲れ様です」







隣の部屋の同僚教師と挨拶を交わし、テストを採点しようと引き出しを開けた時、壁にかかっているテレビからニュースコーナーが聞こえた







「11月7日。夕方のニュースのお時間です。さあまずは、お昼に入ってきたニュースですが、最新の情報が入ってきました」







何となくそちらに目を向けると激しく炎を上げて爆発するマンションが目に入った







「警視庁の発表によりますと、午後1時ごろに発生したマンション爆破事件で亡くなったのは1名。警視庁警備部に所属する、萩原研二隊員だと言うことです。」







嘘だ…萩原くんのはずが無い。きっともう既に、お昼に送ったメッセージに返信が来てるはずだ







震える手でスマホを確認すると、萩原くんとのトーク画面に既読はついていなかった。その代わりにあったのは、松田くんからのもの








陣平A、萩原が死んだ







「怖いですよねー、この事件。って、宮咲先生?どうかされましたか?顔色、真っ青ですけど」







『大丈夫、です。すみません、少し早いですけど、上がらせてもらいますね』







職員室を飛び出して未だに震えが収まらないまま松田くんに電話をかけた

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ゆず(プロフ) - まーみんさん» コメントありがとうございます!そうなんですよね、なぜか数話消えてしまいまして…抜けているところを書き終わったら続きも書いていくので、気長にお待ち頂きたいです! (2022年2月11日 13時) (レス) id: f7fb394352 (このIDを非表示/違反報告)
まーみん(プロフ) - ページが飛んでるなと思いました。テスト頑張ってくださいね!応援しています!テスト期間が終わって落ち着いたら、更新も待ってますねー! (2022年2月11日 8時) (レス) @page36 id: c8f47d3f67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2021年11月27日 23時

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