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そろそろ雲雀が戻ってくる事を伝えれば3人はそそくさと応接室を出ていった
よっぽど雲雀に関わりたくないんだろうな、それにしても...
「雲雀も守護者か...運命のイタズラか神様のお巫山戯か」
リ「俺も驚いたゾ、おめぇがあの雲雀と仲良しだったとはな
雲雀を丸め込むなんてツナより余っ程ボスの資格があるんじゃねーのか？」
「やめてよもう...あのヴァリアーを打ち負かすくらいなら充分資格はあると思うけどね...バジル君もこっちに来てたんでしょ？」
リ「嗚呼、燿夜と入れ違いにイタリアに帰った所だ
ま、こんな近くにCEDEFの跡継ぎがいるんだし家光も安心だろ」
「それってサポートしろってこと？私、普通の学生に戻りに本業休止したんだけど...」
覚悟はしていたけどこれはもう避けられないのかな...
「サポートっていっても私実践積んでないし、雲雀と少しやり合えるくらいの実力だよ？」
リ「それで丁度いいんだ、今のあいつらには」
「立派に家庭教師やってるんだ、こんな赤ちゃんなのに...」
そんな話をうだうだとしているとチャイムが鳴り響く
昼休み終了の合図だ
雲雀遅いなあ...屋上で寝てるのかな？
リボーンはママンのおやつが待ってるとか言って帰っちゃった
さっきまで賑やかだった応接室がガラリと静かになる
雲「随分と楽しそうだったね」
「ﾋﾞｸｯ...雲雀！盗み聞き？いつから聞いてたの？」
雲「小動物達と話している所から」
「最初からなのね...
...私、普通になりたくて戻ってきたから...さっきの話は」
雲「分かってる」
「...ごめん...私、あの3人とは普通に接したいの！だから...」
雲「君の好きにするといい...
僕は君以外と群れるの嫌いだから加担はしないよ」
「！うん...！私、頑張る...！！」
雲「僕以外に目、背けたら許さないけど...」
そう言われて腰に手を回されて急に雲雀との距離が近くなる
この人は何を言っているんだ...？...おちょくられてる？
「ﾑｯ...ふざけないで、どうせ弄んでるんでしょ」
と彼を突き放せばあからさまに機嫌が悪くなっていく
雲「心外だな、君にそんな風に言われるなんて」
「誑かすのも大概にして！私今からお弁当食べるから邪魔しないでよね！」
雲「はぁ...」
「？」
何故か溜息をつかれたけど...なんでだろ？
「ﾓｸﾞﾓｸﾞ...ん！卵焼き美味しい！！」
続く
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作者名：ふとん | 作成日時：2023年10月25日 12時
