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「緑茶でいいわよね」
急須にお茶っ葉をいれてポットのお湯を入れると、緑茶のいい匂いが鼻を通る
お茶を入れた湯呑みをテーブルに並べて私も3人の向かいに座る
「まずは自己紹介よね！月影 燿夜、一応3年生」
何やら緊張した顔でソファに座る沢田綱吉君
彼を挟んで両隣座っているのが山本武君に獄寺隼人君
山本君は爽やかな笑顔を浮かべていて何だか親しみやすい
獄寺君は...なんか、怖い顔して睨んでくる
リボーンおじさんと知り合いだったからそれが証拠になって
さっきのよりかは警戒されてないみたいだけど
「何から話せば...
リボーンおじさんと初めて会ったのは5歳ぐらいの時だったかな」
リ「まだ乳臭ェガキだったな」
「あはは...ボンゴレとかマフィアとか、家の事とか知ったのもその頃...そして芸能界入りしたのも同じ時
父さんや9代目からも貴方の事は耳にしていたの
私もマフィアとかリングとかそんな物騒なもの苦手で...
英才教育とかで武器の扱い方や護身用の為の体術も習わされていたけど、終わった後は1人で大泣きしてたこともあったなあ」
ツ「そ、そうなんですね...
(怖かったけど案外優しい人なのかも...)」
「...そんなに怖がらさせちゃった？」
ツ「え？」
「私も大空属性なの、超直感ってやつね
芸能界に入ったのはヒットマンとしてスキルを身につける為
ああいう場所って、意外と裏社会と繋がってるから半ば強制的に両親に入れられて今に至るって感じ」
いれたお茶を飲んで一息つく
私の話を聞いて獄寺君は納得してなさそうに、山本君は何の事かさっぱり分かってないみたい...
でもきっと3人が聞きたいのはそれよりも何故応接室にいるかってことよね
「ここに居るのは雲雀とは中学に入ってから知り合って、
その前から子役してて少し知ってる人もいてね
それで少しトラブっちゃって...」
ツ「テレビに出るのは校則違反とかで...」
獄「応接室に...」
山「なるほどな...」
「ﾌﾟｯ...雲雀ってそんなに怖いのね！」
3人が呆けた顔をして信じらないという感じで笑っている私を見つめなおす
「ふぅ...本当に涙が出るほど笑うなんて、久しぶりだな...ﾌﾌｯ」
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作者名：ふとん | 作成日時：2023年10月25日 12時
