〇いなくなってしまった君は ページ9
『……ここ、は……』
目が覚めると、綺麗な花がたくさん咲いた空間に俺はいた
たしか、俺は……
宅急便って言われてドアを開けたら、いきなり刺されて……それで、俺は……
『そっ……か……。俺、死んじゃったんだ……』
皆で、もっと色々な事したかったな
ドームライブとか、まだまだやる事たくさん残ってたよね
ごめん、本当にごめん
俺だけ途中で脱落するような事になって本当にごめん
そう俺が後悔していた時だった
？｢……その姿……お前、綾人か……？｣
聞き馴染みのある声が俺を呼んだ
その人がこっちに駆け寄ってきた
目の前にいた人は……
『おじい、ちゃん？』
俺が高校を卒業してから亡くなったおじいちゃんだった
爺｢綾人！お前……お前なんでここにいるんだ！！今すぐ戻れ！じゃないと……お前……｣
『おじいちゃん……俺……俺ぇ……』
爺｢……っ！何があった。ゆっくりでいい、話してみろ｣
俺は、おじいちゃんに全てを離した
あの後、俺は仲間に恵まれて幸せに過ごしてた事
そして、突然の不審者に刺されて死んでしまった事
全てを話した
爺｢そうか……。刺されて……｣
『俺、本当は……本当は……』
爺｢綾人、ここには俺以外いない。……お前の本音、聞かせてくれや｣
おじいちゃんのその言葉に、俺は涙が堪えきれなくなった
『俺……俺……！本当は、もっと生きたかった！！皆と……メンバーの皆とドームライブやりたかった！！ステージに一緒に立ちたかった！！お出かけしようって約束してたのに……、やりたい事だって……いっぱいあって……。俺……まだ、まだ……皆と一緒にいたかったよ……。活動してたかった……』
爺｢そうか、そうか……。俺もなぁ……お前がこんなに早くこっちに来るとは思わなかった……。ここからな、お前の姿見とったんだ。良い仲間持ったなぁ？いっつも笑顔で、支えあって……良い関係になれて…色々あった時も助けてくれて……。お前は辛い事たくさん経験してたから、幸せになるって思っとった……｣
『おじいちゃん……！』
爺｢……綾人、こっち来てみぃ｣
おじいちゃんが手招きして連れてきてくれた場所は、暖かい光が差し込む草原だった
『ここ、は……？』
爺｢あそこの光に立つとな、生きてるやつらの言葉を聞く事ができる。仲間の言葉、聞いてみるか？｣
皆の声が……また聞ける？
俺にとって、こんなに嬉しいことはなかった
『……うん、聞きたい』
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ぱわー！ - マフィアパロやばい！めちゃめちゃ面白いです！！大変かと思いますが、頑張ってください☺︎ (1月25日 8時) (
レス) @page49 id: 1e0b63faf5 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ミキさん» リクエストありがとうございます。是非とも書かせていただきますね！ (1月10日 21時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - シクフォニメンバーとワトくんが喧嘩してるところが見たいです！作品の執筆頑張って下さい！ (1月10日 16時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 苺大福さん» 大丈夫ですよ！楽しみにしてます！ (12月25日 12時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りなさん» リクエストありがとうございます！マフィア……妄想が捗りますね……！ (12月16日 14時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2023年7月19日 17時
