風を運ぶ君【風丸一郎太】 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:4,710 hit

４話「マネージャーの仕事」ページ4

A「う～ん、おわったぁ…」

授業が終わり体を伸ばしていると風丸君が声をかけてきた

風丸「春咲、おつかれ」
A「お疲れ様、風丸くん」
風丸「春咲は入る部活とか決めてるのか？」
A「ううん、実はまだ目星もつけてないんだ」
風丸「そっか、よかったらサッカー部の見学だけでも来てみないか？
まぁ円堂に誘われてたとき断ってたし無理にとは言わないけど…」
A「ううん、せっかくだから見学くらいは行ってみようかな…ありがとう声かけてくれて」
風丸「おう、じゃあいくか」

～サッカー部室～

円堂「Aじゃないか！！なんだやっぱりサッカー部に入部しに来たのか！？」
風丸「こらこら、見学だけでもどうだ？って誘っただけだよ」
円堂「なんだ～そうなのか、たくさん見学していってくれ！」

雷門サッカー部の練習をマネージャーのみんなに混ぜてもらいながら見学することにした

A「あっ、あの場面は半田くんがカバーして豪炎寺君に繋げられたら…」
秋「Aちゃんってサッカー詳しいわよね」

ぶつぶつ独り言を言っていると秋ちゃんが声をかけてくれた

A「あ…小学校から中２までサッカーやってて…」
秋「そうなんだ！だから詳しいのね、状況判断もよくできてすごいわ」
A「えへへ//ありがとう」
秋「よし、そろそろドリンクの準備しなくちゃ」
A「あ、わたしもてつだうよ」
秋「ありがとう！」

ただ見学してるだけって言うのも申し訳ないから
マネージャーのみんなのお手伝いをすることにした…のだが

ま、マネージャーってなかなか大変
スコアの記録に、怪我をした選手の応急手当て
備品の準備や洗濯、雑用
たくさんやることいっぱいで目が回りそう…

円堂「A！どうだったかサッカー部は」
A「うん、みんなすごくて、見ててワクワクしちゃった！
　マネージャーの仕事も思ってたよりたくさんで大変だったけど達成感がすごい！」
円堂「そっか！楽しんでくれたなら何よりだ！
　よ～し、みんなまたあしたもがんばろーぜ！」

部員一同『おう！！』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも、作者です。

円堂さんが、さりげなく名前呼びになってますが
円堂くんなら、すぐに名前で呼ぶだろうな…
という作者の中の円堂くん、さん像でサラッと名前呼びに変更しました

特に深い意味はないです( ◠‿◠ )