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彼方兄の方から微かに鳴り響いた雑音のような音によって、彼方兄は私の携帯をテーブルに落とした。
『！？だっ....』
「しっ....！」
私は彼方兄に「大丈夫？」と聞こうとした。
でもそれは、彼方兄の大きな手によって塞がれた。
そしてその緊迫とした雰囲気を壊すかのように着信の切れた音。
途端に来るシンとした静寂。
彼方兄は折原君と私を一瞥したあと、「今日はこれぐらいでお開きにしよう」と言い、立て続けに理由も言った。
折原君達はその理由を聞き、意味が分からないと云う風な顔をした。
勿論私も驚いた。驚いたけど、何より彼方兄や折原君達に危害を加えられないかと云う不安が勝ってた。
私はその後彼方兄の言う通りに一緒に帰るようになり、今はもうすっかり夜になってしまった藍色の空を見上げながら、私達は一本道を歩いていた。
「......」
『.....』
私達は終始無言だ。
聞こえてくるのはコツコツとなる私と彼方兄の靴の音。他の音は聞こえない。いや、もしかしたら聞こえないだけで“いる”のかもしれない。
��もしかしたら先刻の電話の奴が付いてきているかもしれないから、家に入るまで無言で行くぞ。”
途端に過る彼方兄の言葉。
そうだ。私はこのまま無言で帰ればいいだけの話だ。
何も心配することはない。絶対。
暫く歩くと玄関前に着き、ドアをゆっくり閉めた後、私と彼方兄は重い溜め息を溢した。
『(何のプレイなのこれ)』
.
占ツク久し振りに開いたせいか書き方忘れた←(あほ
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みう - めっちゃ好きです！自分の好きな感じのストーリーだったのでつい何回も見てしまうくらい好きです！更新待ってます (2021年8月21日 11時) (
レス) id: 52e47a96e6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 初めまして！！作品も作者さんも面白くって読んでて自然と笑顔になれました☆ (2020年7月29日 23時) (レス) id: 7c1b3484de (このIDを非表示/違反報告)
みうみん(プロフ) - この作品って完結しちゃったんですか？ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 167e9777b5 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - ヤバいヤバいヤバい(゜ロ゜)(゜ロ゜)すいません面白すぎです!頑張ってください！待ってます！いつまでも待ってます！ (2019年8月16日 14時) (レス) id: a12b60e498 (このIDを非表示/違反報告)
そーだ。(プロフ) - 今まで読んできた小説の中で1番好きです…！！更新楽しみに待ってますね！！……………………ですが、あまりに待たせすぎると…この小説のことを忘れちゃうかもしれないですよ？ﾆﾔ(はいすみません嘘です許してください) (2019年4月4日 21時) (レス) id: e9cacae83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔平 | 作成日時：2018年9月2日 16時
