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『そろそろ時間ですので、教室に戻りましょうか、椎名君』
「え...？あ、うん」
....？椎名君ぼーっとしてたけど、大丈夫かな。
まぁ椎名君だし、大丈夫か←
『それでは折原君と坂田君、また何処かで』
「うん！じゃあね〜A〜」
「またお弁当、食べさせて下さいね〜」
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折原君のその発言に、私より早く反応したのは坂田君だった。
「いいなぁ」とか、「今度僕も食べさせてもらおう」とか遠くから聞こえるけど、私は無視だ無視。
また授業にでも遅れたら今度こそ大変なことになりそうな気がする。
いや、なる。絶対になる←
まだ午後の授業が始まる五分前ぐらいにも関わらず、私は無意識に早足で教室へと向かっていた。
「ちょっ、Aちゃん歩くの速くない？そんな子だったっけ？」
恐らく私と同じく早歩きで歩いている椎名君に私は言った。
『歩くスピードでどんな子かはあまり関係無いと思いますが』
「いや、それはまぁそうなんだけど.....まだ授業始まる数分前ぐらいでしょ？此処から僕達の教室までそう遠くないんだし。普通のスピードで良くない？」
椎名君のその言葉に、私は無意識に早めていた足を緩めのスピードに戻した。
『すみません......ちょっと、焦ってました』
「いや、別にいいよ」
「たまには焦りも大事だからね！」
そう言って笑ってみせた椎名君に、私はどんだけ下らない焦りを感じていたのだろうと、恥ずかしく思った。
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椿 - 話の途中途中に出てくる作者の呟きに爆笑してしまいますw 坂田さんと同じくらい場の空気を壊していきますねw 面白いです (2019年5月8日 22時) (
レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
なみ?(プロフ) - 華麗にフラグ回収！（69）（初コメがこんなのですいません） (2019年4月18日 7時) (レス) id: 5e2762a910 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - さき子さん» ヒロアカ良いっすよね〜(自己解釈)← (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - ゆた@ラさん» 俺の場合、貴方と同じ馴れ馴れしい言葉をその人に掛けて良いのか分からなくて結局掛けずにそ〜っと見守ってたりしてます。でも作品を執筆する立場に立った今、少なくとも作者さんは応援されて嬉しいと思います。俺も実際嬉しいです。応援感謝致します！ (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
さき子(プロフ) - はうっ！ヒロアカｧｯ (2018年9月18日 23時) (レス) id: c3e28606dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔平 | 作成日時：2018年8月18日 14時
