【オリジナル】EREMENT７ (ページ7)

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第２４８話　精霊たちページ7

琥珀「…へー…精霊をねぇ…」

時雨「…っとおわっ！？」

ウン「！？」

？「…びっくりして転がらないでくれ
私がびっくりするだろうに…」

あ「…時計のマーク…クロック？」

時雨「ほかにもいないのか
ほかのエレメントも確かめていたら出てきた」

クロック「改めまして、クロックです
以後、お見知りおきを…」

時雨「あぁ…よろしくな」

琥珀「んじゃうちもやるー！」

琥珀もいろいろなエレメントを試してみる
すると星のエレメントで反応があった

琥珀「ルゥが持ってたエレメントだ！」

？「…？ウリエル様の力だと思ったら
別の…しかも、人間じゃないか…」

ノーム「スター、彼女は力を受け継いだんだよ」

スター「ノーム…わかった…
僕は戻る、人間、力を貸してほしかったら遠慮なくいいなよ」

スターとクロックは顔を合わせると初々しく、おじぎして
両方とも帰って行った

あ「これで全部？」

呉羽「…生や死…光に闇に精霊はいるのでしょうか…？」

時雨「あぁ、光はいないんだよな」

琥珀「うん、確かめたから確かだよ」

時雨「なら、ほかだな…」

あ「魂にもいるのかな…」

サラ「魂にもいたはずだが」

シルフ「いるよ…ソウル」

あ「へぇ…」

ウン「あと、生のエレメントで、ライフがいますね」

サラ「あいつは俺らのリーダーのような者だ」

あ「んじゃ、生のエレメントだね
でも、何処にあるかわからないんだよね
手の届かない場所にって言ってたけど」

時雨「…おい、クロウ
生のエレメントはどこなんだ？」

クロウ「……んぁ？
なんだ…？」

全「今まで寝てたのかよ！？」

あ「よく寝れたねあんた…」

クロウ「精霊がどうのは聞こえただけだな…
んで…なんだ？」

時雨「生のエレメントだよ
あれはどこにあるんだ？」

クロウ「あー…今ある」

あ「ちょ！普通に持ってたのかよ！」

クロウ「まぁな」

時雨「てめぇ！取られたらどーするんだよ！」

クロウ「だーじょうぶだっての
ほらよ、ライフを出すんだろ」

あ「え、うちが出すの？」

クロウ「当たり前だろ
あいつの下だぞ」

あ「分かった、出してみる…」

生のエレメントを持って唱える…
この時、私は出すことを考えているわけではなかった
このようにエレメントに宿り、精霊としている
サラたちをこういう目に合わせたのは私なんだ…
バチバチと音を立て始めるエレメント
それを見て、クロウは叫んだ

クロウ「！やめろ！」