【オリジナル】EREMENT７ (ページ6)

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第２４７話　シャドウページ6

時雨「ソードミカエルが俺たちの敵に捕らわれてる」

ソード「なっ…！おっおい冗談だろ？
あんな強いミカエルが…」

あ「…私が力を持っているからそれでだと思う」

ソード「あぁ…そうか…
分かった力を貸すぜ！なんでも切っちまうからよ！」

時雨「ありがとな」

ソードはくるりと回ると姿を消した
風を切るような音…刃の精霊だからこその音だろう

呉羽「ただいまです
…？サラとウンディーネまで…どうしたんですか？」

あ「精霊を出そうとしてたの
今さっき、刃の精霊ソードを出せたところ」

呉羽「そうですか…じゃあ私もやります」

シルフ「…なら、シャドウじゃない…？」

呉羽「シャドウ…影ですね
分かりました出してみましょう…」

先ほどと同じように光…ではなく
影のエレメントを前に出している状態…
その下から、呉羽の影から何かが出てくる…

？「…」

シルフ「…どうも」

？「…」

呉羽「…？しゃべりません…ね」

あ「どうしたのかな…」

時雨「おーい起きてるかー？」

シルフ「彼はしゃべらないよ…」

呉羽「あっ、そうなんですか…」

シャドウ「…ﾌｲｯ)」

あ「あっあれ？」

シルフ「彼は人見知りです…もう入っていいですよ」

シャドウは小さく頷くと礼をして影の中へと消えて行った
姿は全身布に包まれていて、顔もうかがえることができなかった
ただ少し、目が見えるくらい

琥珀「ただいま～…
…えーと…」

時雨「お前が言いたいことは分かるが
それでは先ほどと同じことをやらなければならないから
要するに察せ」

琥珀「ｱｯﾊｲ」

あ「これはひどい」

呉羽「同じこと繰り返しても面白くないでしょう？」

あ「何たることや…」

琥珀「解せぬ」