第270話 神様以来だね ページ29
あ「…まさか…中心の海の下から…せりあがってくるとはね…」
タブと向き合い、今立っているのは中心から浮き上がってきた
祭壇のようなものの上…
タブ「…クス…止めれますかね?」
あ「そんなの…全力で!」
Aは弓から剣に変えてタブに切りかかるが
何かで弾き飛ばされてしまう
タブは何かを言い始めるが、構わずに弾かれた何かを切り続ける
タブ「私は切れないですよ?
魔力の壁を何十にも張ってます
破れたとしてもそれは人間が使えない魔力だkあ「なら、魔力ならいいんだね!」
っ! そんなっ!」
タブは破れかかってる壁に驚き、破れても呆然としている
あ「…破れたけど?」
タブ「!! …クス…」
タブは私から背を向けて、呪文を言い始めた
やばいと思い、言い終わる前に魔力の器に手を触れる
それと同時に黒いオーラが周りを包んだ
タブ「これで…!」
あ「やめて! ハデス!」
・
クロウ「! なんだあれ…あんなのあったか…?
っ! A!」
時雨「クロウ!
A…」
クロウ「…大丈夫だ 寝てるだけだ」
琥珀「この人が…タブって人かな…?」
呉羽「この人は気を失ってますね…
それにしても…クロウ見てください
器に魔力がありません…」
クロウ「! …復活…したのか…?」
?「あぁ…ここに居る」
時雨「!」
クロウ「…お前が…ハデス…?」
ハデス「あぁ…彼女は僕がなんとかしよう…」
タブの体が浮き上がっていく
空の彼方へと消えて行った
ハデスも後を追うように浮き上がる
クロウ「待ってくれ!
お前はどうするんだ?
ミルカーナ…Aは…」
ハデス「彼女とは話したよ
僕は平気さ
彼女には人間としての生き方がある
君たちそれぞれ3人にも、神様の力がある
それをそれぞれの神様に返したら
神様全員が見えなくなる…」
時雨「!」
琥珀「そっか…それで神様が見えてるんだもんね…」
ハデス「…まぁあの赤ん坊だった彼女らが
返してくれと喚くことはまずないと思うけどね
それじゃ、僕は天界に帰らなきゃ
はぁ…帰ったら帰ったでアマテラスとゼウスに怒られそうだな…」
ため息をつきながらタブと一緒に上へと上がって行ってしまった
見えないほど高く高く…
・
あ「…っ…あれ…?」
?「…君は…だれ…?」
あ「クルッ)…はっハデス…?」
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