【オリジナル】EREMENT７ (ページ3)

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第２４４話　傷をつけたいわけじゃないページ3

呉羽「時間がないということは魔力はあと少しで貯まるということですね」

ルビー「俺が…ここに来たのは…
エメラルドを止めるためだ…」

エメラルド「…ルビー…俺はやめた
こんなこと…間違ってると…」

ルビー「あぁ間違ってる…トパーズから聞いたんだな…
…とどまってくれてありがとな…」

エメラルド「…でも、この人に飛ばしたこと…俺ゆるさない…」

ルビー「すっすまん…」

あ「なら…あなたは…」

ルビー「…俺は完全に敵側じゃない…ということだ」

時雨「…A、解いてやれよ」

あ「…うん」

力を解除した後、自分も元の姿に戻る

ルビー「俺は…アイリスを助けた後に
国を追放された後、さまよっていた時に
あいつらが危ないところをしてるのを目撃してしまった
あいつらに見つかり、口封じとして仲間になるように言われた」

時雨「椿…のやつか」

ルビー「俺はもちろん断った
だが、あいつらはアイリスのことを言い始めた…
どこから掴んだ情報かは知らないが
本当のことだと俺は思い、しぶしぶだったが、あいつらの仲間となった」

あ「そして、カザフリでアイリスと会った…」

ルビー「…アイリスを目の届くところにいてほしかった
だが、気づいた
それだと、余計に危険なことだということに…
俺は…！誰かを傷をつけたいわけじゃない…！
でも！もう時間がない…！
魔力が集まれば、魔王が復活する」

あ「…私のことはあいつらから聞いたってことでいいと思うけど
ミカエルのことも…？」

ルビー「ミカエルとは直接話した
最初はミカエルから魔力を奪っていたが…
ミカエルはもう魔力を取られきっていて力尽きてる…」

あ「！」

ルビー「…それと、俺が大会の時にいたのは
お前らの動向をうかがっていた
アイリスの時に戦って分かった
こいつらなら、希望が持てると思ってな」

あ「でも、むかついたのは本当でしょ」

ルビー「あぁ相当頭にきたなｗ
いきなり、あんなことされるとこっちだってびっくりするに決まってんだろ
でも、これで確信した
お前は止められる…この４人の誰よりもな」

時雨「力があるとふんだわけだ」

ルビー「俺はしばらく身を隠すことにする
…アイリスに謝らないとな…」

時雨「そうだな、アイリスを飛ばしたしな」

ルビー「うぐ…」

エメラルド「…ルビー、俺も…ボルグのほうに身を隠す…」

ルビー「ふーん…分かった連れてってやるよ」