【オリジナル】EREMENT７ (ページ13)

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第２５４話　はじめての敵side ページ13

はじめての敵sideである
敵である彼らの主なメンバーや構成はほとんどが妖怪などの
人外で組まれた組織である

サファイヤ「もっと腰を低くっすよ！」

「ハイ！」

？「相変わらず、厳しめですねサファイヤ」

サファイヤ「あぁ、トパーズっすか
また引きこもりっすか？」

トパーズ「これでも外に出てるほうだと思うんですが…
つかぬことを聞きますが、あなたのそのサファイヤという名前は…
実名ではないのですよね？」

サファイヤ「なに言ってるんすか
トパーズだって実名じゃなく
この組織専用のネームじゃないっすか」

トパーズ「そうですね…」

サファイヤ「今更そんなこと聞くなんて珍しいっすね…」

トパ「もうすぐ貯まるでしょ？魔力が
この際だから詳しく知っておこうかと思いまして」

サファ「…いいっすか？トパーズ
うちは口止めされてるんですが…
うちはしゃべっちゃうっす！」

トパ「本当ですか？いいんですか？
椿さんに怒られますよ？」

サファ「というよりも！幹部ですし
こっち側の者じゃないっすか！」

トパ「！ありがとうです…」

サファ「よっし！あんたら！
うちが戻るまで自分らで戦闘訓練してるっすよ！」

「ワカリマシタ！」

サファ「場所変えるっすよ」

椿「……？ハロ？」

ハロ「え！？早くないですニャ！？気づくの」

椿「気配なんてわかるに決まってる
何の用？それとそのカーテン捲ったら巻き殺す」

ハロ「そっそんなことしニャいですニャ！
それよりも！ルビーとエメラルドが消えたニャ！」

椿「…ルビーはとにかく、エメラルドまでいないのはどういうこと…？」

カーテン越しに見えるゆらゆらと動く
何か…それは椿の尻尾…九尾の尻尾がゆらゆらと動いている
この状態は椿が怒っているときにおこることだ

ハロ「ニャニャ！おっ落ち着いてニャ！」

椿「…ルビーはどこ！」ｶﾞｼｬﾝ！

ハロ「ギャ！」

椿「…まぁいいわ今更止められるものなどいない…
ただ…気がかりなのはあの旅人たち…」

ハロ「もしかしてAのことですニャ！？」

椿「なんでうれしそうなんだよ！」

ハロ「ギャァ！」

椿「そのAって…あのピンクの髪の嬢ちゃん…？
確かに…クロウよりも強い魔力を感じたわ…
それも…表に出てる魔力の量はクロウ並みだけど
あの子…本気を出せば、相当な魔力の持ち主だね…」

ハロ「そうですニャ！」

椿「…同時にあたしたちにとっては脅威さ」