主人公の過去 1 ページ5
あ「ひゃっほーい!」
呉羽「よく遊ぶのですね?」
琥珀「遊ばなきゃ損だよ!」
時雨「ゴホッ…雪が積もってんのに、よく遊べるな」
あ「風邪?」
時雨「まぁな・・・」
あ「ファイヤ!」
【時雨の前に火をつけた】
時雨「おいおい…火を出してくれんのはありがたいけど、使いすぎんなよ」
あ「平気平気!」
呉羽「まだ力を使っても大丈夫ですよ
でも、使いすぎはよくないですね」
時雨「そうだな、ゴホッ」
琥珀「移さないでよー!」
時雨「うるへぇ…ヘックシュン!」
あ「雪の日か…」
こ「何かあるの?」
あ「なにが?」
こ「ほら、いつも雪を見てるとき、思いつめてるような気がしてさ」
あ「うん まぁね…話そうか? 私の過去」
く「…話が長くなりそうなので、とりあえず入りましょうか」
し「そうだな…」こ「雪だるま持ってっていい?」
し「溶けるからやめてくれ」
室内に入り、暖房をつけて
あったかい空間の中へと…
あ「じゃあ 話すね…」
あ「今日は朝から雪が降ってる…」母「寒いから、窓閉めなさい」
レオ「そうだぜ…寒いから閉めてくれよ」
あ「……」
リョク「じゃあ 外行って遊ぼう!」
あ「いいの?」
マリア「大事な妹のためよ」
レオ「なら 俺もやる!」
あ「ありがとう…」
マリア「…笑わないのよね…なんでかしら…」
母「本当にね…あの子、なぜか笑わないのよね…」
リョク「ほな! A! 笑いや!」
あ「……」
レオ「あーなんで笑わねぇんだよ…!」
あ「…でも、レオ兄達とあそぶの…たのしいよ?」
リョク「そーかそーか!」
レオ「可愛い妹よ〜!!」
マリア「はいはい…」
母「シチューできたわよ」
私は、いつも決まって雪の日には、外に出て遊んでいた
でも、私が笑うことはなかった
家でも、兄さんたちが笑えるようにしてくるけど
なぜか私は笑うことだできず、全然ダメだった
それでも 笑わせようとしてくれたのが お父さんだった
父「ほれ! 笑ってみろっ!」
あ「…」
父「ん〜 これでどうだ!」
あ「…」
父「はぁ…」
マリア「お父さん…」
母「なんで笑わないの?」
レオ「って、本人に聞くのかよ!」
あ「知らない…わからない…」
リョク「妹が反抗期や」
レオ「それいくらなんでも、早すぎだろ リョク兄」
父「ここを…こうあげるんだ!」
あ「ニコォ」
主人公の過去 2→←バレンタインデー企画(ちなみにクロウと戦った後に作ったもの)
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