私には幼馴染で捜査一課の恋人がいます

34話だぜby伊達 ページ5

陣平が休暇をもらい、私と陣平は米花百貨店に来ていた。食材の買い出しと、お昼を兼ねて。

「にしても、良く休暇もらえたわね。米花町は犯罪率高いのに」

「仕事に支障が出ないように充電して来いだとよ」

「..........ごめん」

うん、本当にごめん。それ私のせいだよね。でもこっちも、そう簡単に連絡出来る状態じゃなかったし..........

「......まぁ」

「？」

「お前が大変なのは、理解してるつもりだしな。連絡寄越さなかったのも、忙しかったからだろ？」

「......えいっ！」

「うぉっ......沙奈？」

陣平が声をあげた理由。それは私が陣平の腕と自分の腕を組んだから。もう....本当にこいつは.........

「これ以上格好良くならないでよ。今以上に惚れちゃうでしょ？」

「！！おっまえ............安心しろ、もっと惚れさせてやるよ」(ボソッ)

「！！」

陣平の奴............なんでこんな無駄に格好良くなった？誰にも見せられないよ.......まぁ、他に見せる気もないけど

「.......よしっ！！今日は楽しも！！」

「おう」

何して楽しもっかなぁ..........









.......なんて思ってた時期が私にもありました。

「......私、お祓い行こうかしら」

「......多分、行っても無駄だぞ。この米花町にいる限りは」

「..........だよね」

なんで今こんな話してるかって？皆さん、ここは日本一の犯罪都市米花町ですよ？そして、目の前にはあの毛利御一行がいるんですよ？答えなんて言わなくても分かるだろう。









........事件、それも爆弾絡みの事件に巻き込まれたからだ

35話だよby諸伏→←33話だby降谷

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す