私には幼馴染で捜査一課の恋人がいます

40話だぜ！by元太 ページ11

〜⁇サイド〜

今日、たまたま入った喫茶店で起こった事件。その時に"伊達からメールで送られてきた女"がその事件に巻き込まれていた。どうやら松田の彼女らしいが............

「........あぁ、悪い俺だ。さっき"あの女"と偶然遭遇した。いや、あっちは俺には気付いた様子はなかった。あぁ、伊達たちも気付いてねぇよ。........分かった、それとなく探ってみる」

"藍咲沙奈"........俺"たち"は、お前を信じたわけじゃないからな........

そして俺は、しばらく彼女を観察したあと、フードを被り直して店をあとにした。

〜沙奈サイド〜

あの事件から数日たったある日

「ふぁ.......はっくしゅん‼」

「ちょっと、沙奈大丈夫？風邪？」

「いや、違うと思うけど......」

ここ最近寒くなってきたしなぁ、今冬だし.........えっ、ホントに風邪ひいた？

「まぁ、ナントカは風邪ひかないって言うし、大丈夫でしょうね」

「........ちょっとジョディ？それ、どう言う意味？」

なんだ？あんたは私がその"ナントカ"だって言いたいわけ？そう聞くと、笑いながら冗談だと言うジョディ。全く........
そうやって、ジョディとたわいもない話をしていた時、私の携帯が鳴った。

「ごめんジョディ、ちょっと」

「いいわよ」

画面を確認すると相手は伊達君で。

「(伊達君？何かあったのかしら)もしもし伊達君？どうしーーーー」

［悪ぃ藍咲‼急いで警視庁にきてくれ‼］

「えっ、どうしたの？」

［松田が風邪でぶっ倒れたっ‼］

「........はっ？あー......思い出した........」

そういや陣平の奴、冬に必ず一回風邪ひいてたもんなぁ........今日だったか........

「........オーケー、すぐ行くわ」

［悪い、頼んだ‼］

「フゥ........ごめんジョディ、今日は........」

「いいわよ、早く彼氏のところ行ってあげなさいな」

「ありがと」

全くあいつは.........なんで無茶するかなぁ.........


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はい、とうとう彼らが動きだしました‼
続編でやっと登場という。まぁ、登場と言っても片方しかでてないんですけどね。というか、まだ明美さんも出てないんですよねぇ.........いつだそう.........

松田君の風邪を治したら少し飛ばして、彼と彼女をだそうと思います。じゃないと純黒までの道が遠い.........

以上、作者からでした。

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