11. 視線 ページ11
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「いや･･･プレッシャー感じますね(苦笑)」
耐え切れず私がそう言うと、松本さんは
「ははは。大丈夫ですよ。あの人、仕事は本当にデキる人なんで。
まぁ、あの人のことで困ったことがあったら、いつでも相談してください。
あの人とはもう付き合い長いんで、たいていのことは解決できると思いますよ。」
って微笑むと、飲みかけのカップを持ちあげて、
「さて。そろそろ戻りますか。あんまり戻らないと、櫻井部長が拗ねるんで(笑)」
そう言いながら、また私の椅子を引いてくれた。
『いやー･･･櫻井部長といい、松本さんといい、こりゃ、相当女の子の扱いに馴れてるな･･･』
そんなことを考えながら、私も飲みかけのカップを持って、
松本さんの後について、エレベーターに乗った。
エレベーターが5階に着くまでの間、
エレベーターの中で二人、特に何も話すことはなかったけれど、
目的の階について、エレベーターを降りると、
思い出したように、松本さんが口を開いた。
「あ･･･そうだ。」
セキュリティカードを使って、オフィスのドアを開けて私を先に通し、
「入室用のセキュリティカードがあるんですが、さすがに昨日の今日では用意が出来ませんでしたので･･･」
そんな話をしながら、そのまま松本さんのデスクにたどり着くと、
「なので、しばらくはこのゲスト用のカードをお使いください。一週間くらいで天野さんのカードが出来ると思いますので、そうしたらこれと交換しましょう。」
そう言って、自分の引き出しからゲスト用のセキュリティカードを出すと、
机の上にあった新しいネックストラップにそれを入れて、私の首にかけてくれた。
その瞬間、総務の女の子たちが私をチラチラと見たような気がしたけれど、
それよりももっと他の視線を感じた私は、
そちらはさほど気に留めることもなく、
もうひとつの視線を感じた方向に顔を向けた。
すると、隣の島の部長席に座る櫻井部長と目が合った･･･気がした。
気がした、と言ったのは、目が合ったと思った瞬間、
櫻井部長がふいっと視線を逸らしたからで、
『別に、私を見てたわけじゃないか。』
そう思ったから･･･。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
