16話 ページ18
「ッ！」
ゾッとした。冷や汗が垂れる
アイツは尋常ではない目をしていた…捕まったらヤバイ
「Aさん、Aさん大丈夫ですか？」
「あ、あぁ大丈夫大丈夫！」
百ちゃんに声を掛けられてやっと金縛りのようなものが解ける
その瞬間周りが黒い霧で囲まれた
「百ちゃん！」
惜しくも私の手は届かず、土砂の様な所に飛ばされていた
「ここ何処だし…はぁ」
あーもー、皆と合流しないとな…でもあの手だらけ野郎には会いたくない
「雄英の生徒だ！」
「あー、敵いたのか…良いよ相手してあげる！」
この恐怖心を掻き消す為にただただ敵をぶっ倒す
「クソ弱いな」
「Aか？」
敵を倒し終えると後ろに焦凍がいた
「焦凍、よかった…皆何処にいるか分かんなくて」
「さっきの広間の所から声とかが結構聞こえるから、そこに居るんじゃないか？」
んじゃ、そこに行くか
「よし、先に行くね！ありがとー！」
ゴーグルを装着し、最高速度で飛ぶ
「誰がいるんだろ？」
あれ？相澤先生？相澤先生!!何であんなに怪我を!?
「相澤先生！」
「ッ来るな！」
気付いたら、もう遅い
「ッかは」
背中を脳無に殴られた。死ぬほどの強さでは無かったが、肋骨やら何やらが折れる音がした
「脳無良くやった。殺して無いよな？」
私の顔を覗き込むのは、さっきの手だらけ野郎
そしてソイツは私の頭に手を伸ばしてきた
「爆豪A！」
相澤先生が手だらけ野郎に個性を発動させようとしていたが、それを脳無が防ぐ
「あぁ、やっぱりAだ」
手だらけ野郎に確かに抱きしめられた。
なのに
「崩れて…ない」
「そりゃそうだろう?お前の個性、爆破じゃないんだからな」
嘘だ、そんな訳ない！私は！
「私は爆豪A、個性だって！」
「違う」
「お前の名前はそんなんじゃない」
なら…何なんだよ！
「お前の名前は」
「A！」
勝己の声と爆破する音で遮られた
勝己に抱き抱えられて手だらけ野郎と距離をとった
「A！大丈夫か！？」
「うん…ねぇ」
「何だ？」
私って勝己の双子だよね、言ってしまいそうになったその言葉をぐっと押し込む
「…何でもない」
それを聞いてしまったら何が崩れてしまう気がしたから
それに手だらけ野郎が言ったことがデタラメだと思うし
すると敵がいつの間にか撤退しようとしていた
「クソ、次は必ず奪うからなA」
体がガタガタと震える
勝己がそれを落ち着かせるように抱きしめた
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花帆 - 更新ありがとうございます！生き返ってくれて良かった…かっちゃんたちのためにも(泣)続きも楽しみに応援しております！ (2019年3月16日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございますー！更新遅くなりますが、これからもよろしくお願いします (2019年2月28日 0時) (レス) id: 7d2fd97e02 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 兄妹じゃなかったけど、心の繋がりはちゃんとあるのが良いです…！かっちゃんのデレさ萌えますし、守ってくれてカッコ良い(o>ω<o) 夢主ちゃんの全ての記憶…めっちゃ気になります！！続きも楽しみにしております♪ (2019年2月22日 18時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
あめだま(プロフ) - あと、何かリクエストあったらどうぞー (2018年7月17日 23時) (レス) id: a35773eaaf (このIDを非表示/違反報告)
あめだま(プロフ) - 更新全然出来なくてすみません…。頑張ってなるべく更新しますね！ (2018年7月17日 23時) (レス) id: a35773eaaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま x他2人 | 作成日時：2017年8月7日 23時
