英雄と少女

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目の前に骨が迫っくるのがスローモーションに見える

でも、この意味のない人生から解放されると考えれば案外悪くないんじゃないか

そんな事を考える

いっぽうで思わず骨を放った張本人は避けない私に困惑していた

でも、

頭をエピックが撫でて褒めてくれた時に不覚にも感じてしまったの心の暖かさ

インクを抱きしめた時の温もり

コアフリスクやドリームたちがかけてくれた優しさ


全くもって信じられないが

残念ながら私は

今手に入れた物を手放す事を

惜しいと感じているようだ

...その瞬間、自分でも驚くほど速く体が動いた

反射神経はﾀﾋぬ前もそこそこいい方だったが、それが受け継がれているらしい

それにあのかなりキツめのトレーニングの成果が出たようだ

最悪の体調だというのに、私は素早く骨の横に移動し、骨を




叩き落とした





その人...いや、改めて見ると骨だ

は唖然としていた

うん、分かる

正直なところ私も驚いているからだ

横にはいつのまにか起きたエピックがこちらに手を伸ばしていた

止めようとしたのか、左目が開いている

...さすが最強

これ最近何回も思ってる気がするな

?ｴﾋﾟ「「は？」」

2人とも目を見開いている

？「何がどうなったんだ？」

エピック「今のAがやったのか？すごいなbruh！」

エピックがハッとしたような顔で駆け寄ってきた

エピック「それより大丈夫か？怪我はないか？苦しくないか？」

＊さっきまたくろいえきがでたけど もうだいじょうぶみたい

＊...それと そこのほねはだれ？

エピック「あぁこいつか？こいつはクロス、Aが倒れる前に言っていた奴だ」

＊クロスおにいさん いきなりこうげきしてくるなんて ちょっとひどいよ？

エピック「そうだぞ、Aがたまたま強かったからよかったものの、もし直撃したら死ぬかもしれなかった

んだ、今のはお前さんが悪いぜbruh」

クロス「本当に悪かった...ただその...A？のさっきの顔...」

＊えんりょしなくていいよ あのかおこわいしきみわるいって じぶんでもおもってるから

クロス「許して...くれるのか？死ぬかもしれなかったのに？」

＊あーそんなにおもくうけとめないで けっきょくあたらなかったし

クロス「当たってたら大惨事だった...」

＊う...

ここまで反省されるとなんて言えばいいか分からないな...

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