英雄と少女

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＊...ありがとう そう だといいな

本当に私が認められるようないいところがあったなら、私は今此処にいなかったけどね、なんて皮肉を言い

そうになる

＊こんなちびっこをむりにしんようしろってわけじゃないから べつにいまじゃなくてもいいよ

そう言うとエピックは少し笑顔になった

エピック「hehe、ありがとな、いつか言わせてもらうぜbruh？」

＊うん

「おっじさーん！！！あそぼー！」

エピック「おっと！呼ばれてるみたいだ、じゃ、行ってくるぜまたなbruh！」

＊うん まえみたときあのこすごくかっぱつなこだったから だいじょうぶだとおもうけど

たおれないようにきをつけてね

エピック「もちろん！俺はepicsans(英雄のサンズ)だぜ？」

そう言ってエピックは歩き始めた

＊...まって

エピック「どうしたんだbruh？」

＊きょうはありがとう わたし"おじさん"のことすきだよ ばいばいおじさん

そう言うとエピックは笑顔で返した

エピック「それを言うために引き止めたのか？可愛いところもあるじゃないか！」

＊...うるさい

エピック「hehe、それじゃあ今度こそ、またな！」


...結局今日も、次を約束する言葉は言うことができなかった

胸の前で拳を握りしめる

...あと、どれくらいだろうか

ドクン ドクン

このソウルの音が、完全に消えるのは






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おそらく夜、だと思う

おそらくと言うのはオメガタイムラインは昼夜がなく明るいので、みんなカーテンを閉めて寝ているからだ

タッタッタッタ

そんな中で、私はみんなが寝静まった頃に運動をするのが日課だ

ﾀﾋぬまえはインドア派で運動不足だった私だが、此処に来てからなんとなくトレーニングを始めた

これが意外と続いて、もうそこらへんの人よりは腕力も体力も足の速さもあると思う

＊はぁ はぁ


そろそろ休憩しようと、いつも通りあの桜の木の下へ行く


桜の木を見上げた









...綺麗だな

綺麗すぎて吐き気がする

私を呪って追い詰めて殺した場所の花だと言うのに

私が失望して追い詰められて諦めた場所の花だと言うのに

なのに、やっぱり私は過去を捨てきれない

あんな醜い場所に心残りなんかあるものか


















でも




でも














や っ ぱ り ま ち が っ て た ん じ ゃ な い か ？



...

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