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目黒くんとテストとかの話をしながら歩いていると学校にあっという間に着いた。
目黒くんが実は勉強があまり得意では無いと知って驚いている。イケメンもダメな所あるんだな…。
それからテストを受け終わって今は帰りのHR。
遠「脳みそ疲れたぁ〜!Aちゃんどうだった?」
「基本問題だったしまぁまぁできた気がする!」
かなちゃんと話していると岩本先生が教室に入ってきた。
岩「HR始めるぞー。明日は午前身体測定だから体操服持ってこいよ。午後は部活のオリエンテーション。部活入るやつは紙配るから記入して提出するように。」
身体測定…。毎回身長が伸びてないか期待するが微々たるもので落ち込むから嫌だな。
それに皆のいる所で測るから見られるのも嫌だ。
憂鬱だなー。
岩「んじゃHR終わり。気を付けて帰れよー。」
帰りの支度をしていると前の扉から人が勢いよく入ってきた。
佐「れーん!帰ろー!!!」
佐久間くん午後になっても元気で一体どこからそんなパワーが湧いてくるのか不思議。
佐「あー!うさちゃん遠藤ちゃんやっほー!!テストどうだった??
佐久間さんはねー。もう意味不明だったから全部3って書いておいたの!」
私と目が合うと走ってきて話しかけてきた。
話してる内容はやばいがニコニコしていて可愛らしい。
遠「全部3とかヤバすぎでしょ!」
佐「いやー、だって白紙で出すよりマシじゃん??」
「ふふ、佐久間くん面白いね?」
思わず笑ってしまったが、佐久間くんは嬉しそうに「褒められた!」と笑った。
すると佐久間くんの小さな頭をガシッと掴む手が…。
目「いや、褒めてないでしょ。」
いつの間にか近くに目黒くんが来ていて、その後ろには向井くんが居た。
向「あれ、さっくんも宇佐美ちゃんと遠藤ちゃんと仲良いん?なんや、2人ともずるいで!俺とも仲良くしてな?」
「う、うん!向井くんよろしくね!」
遠「よろしくー!」
人懐っこそうな人だな。それにいい人そう。
それにしても目立つ人が集まったせいで他のクラスメイトからの目線が痛い。
女子は固まってコソコソ話してるし…怖すぎる。
目「康二うざかったら無視していいから。」
向「ちょ!無視されたら俺泣くで?!2人とも無視せんといてな!?」
遠「時と場合による。」
佐「お?遠藤ちゃん言うねー!!にゃははは!!」
向「遠藤ちゃんまで!!宇佐美ちゃんなぐさめて…!」
まるでコントを見ているようで笑ってしまった。
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カギしっぽ(プロフ) - 陽和さん» 陽和さんありがとうございます(^^)忙しく更新がなかなか出来ていないのですが少しずつ書いてはいますのでもうしばらくお待ちください! (6月10日 1時) (レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
陽和(プロフ) - 初めまして!とても楽しく読ませて頂きました!!面白くて、一気に読み進めちゃいました!続きも楽しみに待ってます!!頑張ってください!応援しています(´ω`*)! (6月5日 22時) (レス) @page25 id: 344911ff21 (このIDを非表示/違反報告)
カギしっぽ(プロフ) - 大福さん» 大福さんありがとうございます!面白いと言って貰えて嬉しいです(^^)更新頑張ります! (2022年10月1日 0時) (レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ面白いです!私、学校のお話とかあんまり好きじゃないんですけど、このお話は、自分と重なるところがあって面白いです!頑張ってください!! (2022年9月30日 21時) (レス) @page3 id: 3af7ca601d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギしっぽ | 作成日時:2022年9月26日 23時