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(影山side)
賑わいを見せる自身の教室から出るとタイミング良く鉢合わせた菅原さんと東峰さん。どうやら二人は文化祭を満喫している真っ最中らしい。
人の波を避けてちょっとした立ち話を始めれば、飛び出てくるのはどうしたってAの話題。どうせだから一緒に行こうと強制連行しようとする菅原さんは先程から悪戯な笑みを口元に浮かべている。この人のスイッチが入ってしまってる以上、俺の拒否権なんて自動的に抹消されてしまうから反抗するだけ無駄だ。
東峰「とっくにAちゃんのクラスに行ってるのかと思ったのに、なんで行かなかったんだ？」
影山「いや、なんか前に話したとき”来るな”って感じの圧が凄かったんで・・・」
菅原「きっとアレだ、猫耳メイド服を着てるのが恥ずかしくて見られたくなかったとかだよ」
東峰「え、猫耳メイド服なの？」
影山「それは分からないですけど、カフェみたいなやつだって言ってました」
菅原「ほら見ろ！おい影山、お前Aちゃんの猫耳メイド服姿が見たくないのか？！」
微妙な反応を返されてしまったあのとき以降、クラスの出し物について言及せずにいたから結局詳しい話を聞かないまま来てしまった。
やたら猫耳メイド服を推してくるのは一旦無視して、言われた通りソレを着ているAを思い浮かべてみる。するとただひたすらに【可愛い】で埋め尽くされていく俺の脳内。
───・・・駄目だ、可愛いに決まってる。
普段なら絶対に見ることの出来ない彼女の愛らしい姿。見たいか見たくないかの二択で問われてしまったらそりゃ・・・、
影山「・・・み、見たいです」
東峰「欲望に忠実だなぁ〜、影山は」
菅原「そりゃそうだよな。猫耳メイド服姿の彼女にニャンニャン御奉仕されたいよな」
影山「それは言ってないです」
菅原「まぁまぁ、とりあえず行ってみるべ〜！」
言っていることがだんだんおかしくなってきた菅原さんに腕を掴まれると、一組の教室へ半ば強制的に引き摺られていく。
来て欲しくない感じだったし行ったら怒られないだろうかと若干不安はあるが、先輩達に無理矢理連れてこられたと言えばどうにかなるかもしれない。特に悪戯好きな菅原さんが一緒なんだ、きっとAも全てを察してくれるに違いない。
本当にそんな可愛い格好をしているならこの目に焼き付けて、なんなら写真に残しておきたい。そんな恥ずかし過ぎる本心は、絶対に口にはしねぇけど。
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惠音(プロフ) - kazo62さん» 永遠にならないようなるべく頑張ります....！笑。楽しみにしてくださってると思うとやる気もメキメキ湧きますので！ご期待に応えられるよう励みますので、これからもよろしくお願い致します！ (8月9日 17時) (
レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
kazo62(プロフ) - 惠音さん» ああああ本当ですか！是非よろしくお願いしますっっ永遠に待ちます！惠音様のペースで全然大丈夫ですので！これからも応援しています！頑張って下さい！ (8月7日 7時) (レス) id: b69daefb3c (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - kazo62さん» ドキドキして頂けて光栄です！月島くんのお話しもずっと書きたいと思っていたので！月島くん素敵ですよね！！まだ先にはなってしまうかもしれませんが気長に待ってくださると嬉しいです....！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - コパンダさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて嬉しいです....！完結までもうしばらく続きますので楽しんでもらえたら幸いです〜！！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - あもんさん» 無事に6章も終わりました！甘々を堪能頂けたでしょうか....？！7章も甘々なので引き続き読んでもらえたら幸いです！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惠音
| 作成日時：2023年5月27日 19時
