【銀魂】ヤ キ モ チ 彼 氏

彼氏:坂田銀時 友情出演:高杉晋助 ページ3

彼氏:坂田銀時
友情出演:高杉晋助







『どうしたら一線超えると思う？』

『知らねェよ』

『やっぱり私に魅力がないのかな？！』

『そうなんじゃねーの』

『もっと真剣に聞いてよ！！』


私は今、彼氏の銀時がなかなか手を出してきてくれないことを

共通の友人である晋助に相談しているのだ。

だが、彼は真面目に返答してくれない。

こっちは悩んでいるというのに…


『まァ銀時ならその内手ェ出してくるさ』

アイツは年中欲求不満な野郎だからな


そうニヤリと笑う晋助は心配すんな、というように私の頭にポン、と手を置き教室を出ていこうとすると

開いたドアから

『お前ら、何してんの？』

普段のだらけた声でない

低い声の彼、銀時がそこに居た


『何でもねェよ

じゃあな、頑張れよ』

そう手を軽く振り教室を出ていく晋助

つまり今は２人きり。

この状況はかなりまずい。

何が頑張れだバカ晋助。



『なあ、俺さ

お前の何なわけ？』

『え…』

突然切り出されたことに頭が回らずなにも答えられない

『俺は彼氏じゃないの？


…俺ばかりお前のこと好きな気がしてきたわ』


違う…違うよ！


『そんなに高杉が好きなら…』


乗り換えれば？



『違う！！！』

気づけば私は彼の腕を掴んでいた


『何が違うの？』

『私は、銀時が…』


一番好きだよ＿＿＿＿


『それ、マジ？』

『…マジだよ。』


赤くなっているであろう私の頬を撫でながら妖しく笑う銀時



そんなこと言ったら、俺


もうお前のこと離さねぇよ？



そうして甘いキスを落とす


甘くて、とろけそうなキスは


甘党の私にも甘すぎた。


-


-

『ごめん、俺

話全部聞いてた』

『え？！』

『だからさ、今日俺の家な』

『えええ？！』


結果、オーライ？

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