第9話 もしかして推し ページ9
???「おい、坂田!!お前どっか行ったと思ったらなにやってんだ!」
坂田「あ、うらさん!いや、なんか凄い悩んでる感じだったからアドバイスしようと思って」
浦田「それならそれで誰かに何か言ってから行けよ!」
坂田「ごめん、ごめんて!そう怒らんといて!反省してるから!」
浦田「お前なぁ!さっきも注意したばっかだろ!?」
な、なんだか怒涛の様に怒られてる...。
これってフォローした方が良いのかな。
にしても明確に上下関係が見えるのはなんでだろう...。
そんなに年も離れてなさそうだけど。
坂田くんよりも隣のうらさん?の方がお兄ちゃん感があるからかな。
「あの、アドバイスすごく助かったのでそこまで怒らないであげて下さい」
坂田「ほら!参考になったって!!」
浦田「調子のんな!お姉さんも迷惑だったら言っていいですからね、ってあれ?さっきの……?」
坂田「そう!Aちゃん!」
浦田「え?Aちゃん?なに、どういう状況?」
坂田「さっき友達になったんよ!」
浦田「は?」
いや、うん。
は?だよ、その説明。
なにも説明出来てないよ、坂田くん。
「私がCD選ぶのに悩んでいたら坂田くんがアドバイスをくれただけなんです」
浦田「説明ありがとうございます。うちの坂田がご迷惑をおかけした様で.....。」
「いえいえ!本当に助かったので」
浦田「あぁ、すいません。挨拶がまだでしたね。僕は浦田 わたるといいます」
「あ、ご丁寧にありがとうございます。私はAといいます。」
ん?浦田 わたる????
あれ?
坂田くんの友人が浦田さん?
んんんんん???
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作者名:芽呂 | 作成日時:2019年9月30日 0時