検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:641 hit

シスコン…ブラコン…ロリコン…… ページ18




「つ、つまり…?僕等に斡旋する仕事ッていうのは…此処の…?」


「そういうことデショウね」


太宰さんはクス、と笑う。

クソほど格好いい。

彼は、手を広げて言った。


「武装探偵社へようこそ」


…ようこそ、か。


「うふ、よろしくお願いしますわ」


「い、痛い!そこ痛いってばナオミごめん、ごめんッて!」

谷崎潤一郎──異能力『細雪』

その妹、ナオミ。


「ぼ、僕らを騙すためだけに…こんな大掛かりな仕掛けを?」


「この位で驚いてちゃ身が保たないよ?」


激しく後退する敦君。

ムーンウォークやらせたら上手そう(偏見)


「いやいや!こんな無茶で物騒な職場、僕、無理ですよ!ねェ平塚さん!!」


「…ワタクシは15歳、貴方の方が年上デショウ」


だから平塚さんじゃなくていいんだよ?

不審者なのは否定しないけどちょっと距離を感じて寂しいよ?


「そうだッたの…!?!?じゃ、なくて!!」


「……まァ、物騒だとは、思いマス」


太宰さんはうーん、と唸る。

急にかわいくなるやん何それ。


「君が無理と云うなら強制はできないね」


敦君は救われたような顔をした。

残念だったね、この人上げて落とすんだよ。


「となると君が住んでいる社員寮は引き払わないと。

 あと寮の食費と電話の払いもあるけど…大丈夫?」


可哀そうな敦君だなぁ。


「で、君はどうする?平塚ちゃん」


「……ご検討致しマショウ」


まぁ、答えは決まりきってるけど。

ルビって格好いいよね。→←推しにファンサしてもらいたい…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れれりるれよ。 | 作成日時:2023年10月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。