月光の追跡者 ページ40
フ「ユリカは戦う事だけを植え付けられた心を持たない兵器に
されてしまったんだ・・・」
ユリ「オリオン・クロスバイパー！」
円「ぐぁっ！」
またしても点を取られてしまった。
3点差。かなりまずい状況だ。
そんな中、ユリカが竜巻を起こす。
稲森がそれに呑み込まれ、ユリカに蹴り飛ばされてしまった。
ユリ「お前達では私達には勝てない。1しか力を持っていないものが
100に勝てるわけがないように」
稲「・・・1が100になることだってできるさ」
麗「ええ。人1人が出来る事なんてこれっぽっちなんですよ？
だから人は力を合わせて戦うんです」
趙「どうやらここからが本番のようですねぇ」
シャドウオブオリオンは鋭いパスを回していく。
しかし鬼道たちはあることに気が付く。
リ・ハオ(以降「リ」)「セオリー通りの動きということは」
鬼「それが弱点でもあるということだ」
そのことに気付いた選手たちはどんどんボールを奪っていく。
アフ「麗ちゃん！」
ユリ「通すか」
ユリカが右に進もうとした瞬間。
ユリ「いない！？」
麗「私はこっちですよ」
その場にいた全員が息をのんだ。
麗はユリカの背後に飛んだのだ。
鬼「あの動きはあいつがどう動くか分かっていないとできない動き・・・」
麗「鬼道さん！」
鬼「行くぞ！灰崎、不動！」
「「ああ！」」
鬼「皇帝ペンギン2号・・・」
灰・不「「リチェリングシャーク！！」」
「ブラックシールドッ！」
キーパーが初めて技を使った。
ここで前半が終了した。
麗を除くメンバーは監督から話を受けていた。
趙「麗さんは先読みの力があるんです」
鬼「先読み・・・」
趙「ええ。暗示にかかっていたことでその力を忘れていましたが、暗示の解けた
最近急激に回復しているんです」
趙「更に麗さんにはもう1つのキャッチコピーがあります。それこそが
敵と味方を動かす伝説のゲームメイカー。」
鬼「それがアイツ・・・」
野「なるほど。だから彼女はあの時いともたやすく避けられたんですね」
趙「ええ・・・この試合、カギを握るキープレイヤーは麗さんということですよ」
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
