愛の"証"(朔間 零)前編 ページ2
放課後。軽音部の部室。
「朔間先輩〜?プロデュースについて相談したいことがあるとお聞きして来たのですがいらっしゃいますか?」
.......。
返事がない、寝ているのだろうか?
まぁ、あの朔間先輩が昼間に活動するなんてほとんどないから、寝ているのが普通なんだろうけど。
わざわざ起こしちゃっても悪いし、もう少し近くに寄って何度か小さく呼び掛けても返事がなかったら、また後日にしよう。
そっと、軽い足取りで陰々とした重い棺桶に近付き声を掛ける。
「あの〜、朔間先輩_____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
朔間 零side.
「.....せ...んぱい___?
......うむ.........?
先程から、何やら可愛らしい声が聞こえる。
この声は我輩の愛しのAの嬢ちゃん♪
こんなに可愛く呼び掛けられてしまったら起きるしかないのう...♪
「......これはこれは♪誰かと思えばAの嬢ちゃんではないか。我輩に何か用かのう?」
いつものように我輩がそう答えると少し困惑しながらもAの嬢ちゃんは優しく教えてくれる。
我輩のためだけに変わる表情が見たくて、Aの嬢ちゃんにはつい意地悪してしまうのう♪
「もう...朔間先輩ったら。また忘れちゃったんですか?今日はプロデュースについて相談したいことがあるとお聞きして、こうして会いに来たんです。」
無論。知っておったし、覚えておったぞ。
___今日は運命の日じゃから。
Aの嬢ちゃんを"俺"のモノにする日だ。
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さも(プロフ) - 純さん» 純さんこんばんは!わざわざ見ていただきありがとうございますm(_ _)mお手数お掛けしますがどうぞよろしくお願いいたします。 (2020年3月13日 19時) (レス) id: 449220bc32 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 作者からみました。OKです。ゆっくり更新で構わないので、よろしくお願いいたします (2020年3月13日 17時) (レス) id: 8d45cf93a3 (このIDを非表示/違反報告)
さも(プロフ) - みっきーさん» みっきーさんはじめまして、リクエストいただき本当にありがとうございます!凛月くん了解致しました!依存度までの記載までありがとうございます。ぜひ書かせていただけたらと思います完成までお待ちいただけましたら幸いです。 (2020年3月12日 21時) (レス) id: 449220bc32 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - すいません…リクエストよろしいでしょうか?朔間凛月くんとで共依存の関係で書いていただけないでしょうか…?度合いとしては学校でも常時密着していて本人達はそれを全く変に思わないレベルの依存度が好きです…!! (2020年3月12日 1時) (レス) id: bd5bbfc6ff (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - はい!もうほんとたくさんあってすみません、、、楽しみにまってますね!! (2020年2月19日 16時) (レス) id: 8d45cf93a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さも | 作成日時:2019年1月27日 9時