異世界トリップ物とかあるあるすぎませんか？【あんスタ】【衣更真緒】 (ページ1)

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プロローグページ1

簡潔に言うと、私はトリップしてしまったようだ。

ある日の朝、私は普通に学校に通っていた。

でも、いきなり…トラックに跳ねられてしまった。

何が起きたのか、分からなかった。

そして次に起きた時、周りが真っ暗だった。

私はそこで覚った。

『…死んじゃった、のかな』

不思議だ。手を動かしても足を動かしても違和感がない。

その時、ふと明るい光が目に入って、

私はそれに向かって手を伸ばした＿＿＿＿

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『だからって、こんな分かりやすいトリップあるぅ…？』

はぁ、と一つため息をつきながら、私…いや、ボクは目の前のでかい学園を見た。

次目覚めたら、赤ちゃんになってて、まぁボクは色々あって高校二年生になった。

で、引っ越しやらなんやらで…なぁんか夢ノ咲学院ってとこに連れてこられてしまった。
しかも新設のプロデュース科とか…プロデュースって何すりゃいいのさ？

ってか、こんなでっかい学院に1人で入れとか、難易度高すぎない？と右往左往していると、声をかけられた。

「…あの、貴方も転校生なんですか？」

『えっ？』

振り返ると、そこには可愛い女の子がいた。

「良かった…ひとりじゃ不安だったから」

『…』

これ、は…新天地で新しい友達GETなのでは！？

良かった！男子校ってこともあって不安だったから！

ボクは、その子に近づいた。

「っ！」

『ボクは、A！慣れない地で緊張するけど、よろしくね！』

なるべく愛想良く話しかけたつもりだ。

ボク、前世だといわゆる陰の者だったから…

『ねぇ、キミの名前は？』

「わ、私は…あんず。よろしくね、Aちゃん！」

ボクたちは、手を握って握手したあと、二人で夢ノ咲学院へ足を踏み入れた。

ボクは、トリップ前はこんな所知らなかったし、あんさんぶるスターズってゲームの名前しか知らなかった。

そしてここ、夢ノ咲学院があんスタの場所だということくらいしか。

だから、何が起こるかわからないけど…

とっても胸が、ドキドキしたんだ。