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総二郎said


総「正論なんだけどよ」


美「おお、なんか肝心なとこがわかってんのかどうかがな」


総「……天然もしまつにおえねえな」


天然ってこえ


総「つーことで、おまえガンガン見舞い行っとけ」


「は?つーことでって何が?」


はぁ?と、眠そうに本から視線を外しこっちを見るAはいつも通り…、いや、少し不機嫌か?


総「いや聞くな。とにかく行け」


「ああ、今から行くけど」


なんかよくわかんねえ本に栞を挟みながら、立ち上がるA。


総「おまえな彼氏なら毎日行けよ」


「だって、俺も暇じゃないし」


そういいながらも瞳は泳いでいて、あ、こいつ逃げてんな。と感づく。


類とAが離れた姿なんて全く想像できなかった。だから、類のAに対する態度には驚いた。
だって、こいつらは出会った時からいつも一緒にいたから。
だから、類とAが付き合ってると言われてもさほど驚かなかったし、1番しっくりくると思った。


だから、俺は心の何処かで類は記憶がなくても結局A大好きちゃんで、すぐ戻るだろう思ってた。楽観視していたのかもしれない。

だから、正直、この状況は焦る。
だから司は怒ったのだろうか。
あいつの野生の勘でいち早く気づいたのか?


総「てか、おまえ顔色悪いぞ。ちゃんと寝てんのか?」


「あ?ちゃんと寝てるよ。ぐっすり」


「……あーそ。ちゃんと行けよ、類んとこ」


「わかってるって。じゃーな」


ひらひら手を振り去っていったA。
嘘ついてんのは丸わかりだけど、ツッコんでもあいつは誤魔化すだけだろうし。


総「……類のバーカ」


Aのためにも、類、早く戻ってこいよ。

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悠人(プロフ) - レイナ丸さん» ありがとうございますTT なんて最高級な褒め言葉なんだ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - クロりんごさん» 全く同意です(・・;) (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - みかんちゃんさん» コソッ(・Д・)ノ[続編] (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ丸(プロフ) - 海ちゃん、きみは全読者を敵に回した。そして作者様貴方もこんな素敵な作品を作るだなんて罪な人!更新楽しみです!カバディしながら待ちますね!! (2019年7月2日 15時) (レス) id: 0d2b714c98 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - やっぱ海ちゃん性悪だなぁ……ひええええ (2019年7月2日 14時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠人 | 作成日時:2019年5月5日 20時

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