気持ち ページ12
牧「あたっ」
大きく振り上げられた手は、すんでのところで止まりぺちっと小さく牧野の頰を叩いた。
司「心配すんだろ。このバカ。なんでもいいから、戻って来い」
俺は思わず、類の手をぎゅっと握った。
牧野はすげえよ。司がどんどん俺の知らない司に変わっていってる。……いや、年齢相応になってる…か？
牧野は自分の荷物を取りにいかなくちゃ。と、戻っていった。
それから、類は運転手にこれから帰ることを伝えにに行ったことで、司と２人きりになる。
司「A、悪いな。つきあわせて」
「や、別に久々に海に来て楽しかったし」
司「なぁ、A。世の中思い通りにいかねえもんなんてないと思ってたけど、どうにもなんねえことってあんだな」
「….思い通りにならないことだらけっしょ」
あ、牧野の両親だ。
軽く頭を下げると、向こうも頭を下げた。
母「…あっ。どうもこのたびは、本当にありがとうございました」
司「…いえ」
父「それから、我々大いなる勘違いをしていたようで…,。あの子はいつも私どもに何も話さないもんですから」
母「てっきり、あなた様とつくしがお付き合いをしてると思っていて…ま、まぁ、常識で考えればねぇ、天下の道明寺家のご子息がうちの娘なんかとねえ」
司「……俺はすげえ好きでしたよ。
道明寺家なんかどうでもいいと思ってたほど。
まあ……、もうすんだことです。送ります」
そう言い切った、司。
『すげえ好きでしたよ』
その言葉と司の表情で、痛いくらい司の気持ちが伝わった。
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悠人(プロフ) - なるさん» わーー！！よかったです！！Rタグ付いてしまったのでもしかしたらコメントも見れないかもとドキドキしてました(~_~;)一気に…だいぶ長編なのにありがとうございます^ ^ カラットさんですか！確実に趣味が合いますねㅋㅋ楽しんでいただけると嬉しいです！ (6月12日 23時) (
レス) id: b1a7650ccc (このIDを非表示/違反報告)
なる - 悠人さん» 別端末から失礼します！わざわざリンクを貼っていただきありがとうございます！見れるようになったので一気読みしました！海ちゃんのところは自分も胸が痛くなりました…！悠人さん最高の作品をありがとうございます！セブチも好きなので読みます！ (6月11日 22時) (レス) id: 984f7da6fe (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - なるさん» トップにリンク貼りました！Rタグで見れてない可能性もあるのでRでも閲覧出来るようになってるか確認をお願いいたします^ ^ (6月11日 17時) (レス) id: b1a7650ccc (このIDを非表示/違反報告)
なる - 一話どこにありますか、、！ (6月10日 12時) (レス) @page3 id: 0a7ce356e9 (このIDを非表示/違反報告)
賢志郎（りん）(プロフ) - 1話がどこにもない (2020年3月28日 15時) (レス) id: 66de5526d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠人
| 作成日時：2018年10月7日 8時
