北一1年ズは今日も何だか（頭が）おかしい。

とさかけんざん ページ11

「Aどうしたの？」

「いつもうるせぇAがおとなしい。」

「しかもなぜか国見の後ろに隠れて震えている………」


「Aちゃん?どうしたの?挨拶行こう。」

『嫌ですよ。』

「え？なんで⁉」

『トサカクソ野郎がいるので。』

「「「「「あ〜。」」」」」


例の幼馴染のいるチームのようだ。









「どーもー!及川でっす☆」

「黒尾です〜☆」

皆は思った。嗚呼、クソ野郎な感じがする。と。

「あっれー、Aじゃあん。」

『来るな‼黒尾黒男トサカパニーニクソ野郎!!』

「酷っ!!!!!」

「ねぇ、A………」

『研磨〜〜♡』

「久しぶり。」

『研磨♡会いたかった♡このまま一緒に宮城で暮らさない♡』

「いいよ。」

「「「「「「良くねぇよ‼」」」」」」


嫉妬とは醜いものである。

「おいA。やめてやれ。」

『なんでですか岩泉さん。研磨もいいって言ってるんですよ。』



「それではバレーで蹴りをつけようか。」


男の嫉妬は醜く、恐ろしいものである。


「おお！国見ちゃん最初からぜっ⁉強!?」

１番闘志を燃やしているのは国見。ストーカーゴタゴタがあってからは彼氏(仮)である。


『きゃー英かっこいいー』









真意は定かではない。

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