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136＊ ページ3
資料を読む限り分かるのは
・昭和初期から人体実験が行われていた
・実験の内容は人間と呪霊を繋ぎ合わせた
人形を作ること
・実験場には特級呪霊2体確認
・実験には蘆屋家と旧陸軍が手を組んでいた
しかもこの件
「クククッ・・・・
やってくれるじゃないのあのクソジジィ共が」
完全に上の奴らに‘’消されていた‘’
口外厳禁
当たり前だ
こんなこと呪術界に出回れば
似たことをしだす奴らが出てきかねない
なにより蘆屋家が事を大きくし
そうせざる負えなかったのかもしれない
「悟」
「・・ヤガセン」
今度はしかめっ面をしたヤガセンが
後ろに立っている
「明日、緊急の任務が入った
特級ではないが頼みたい」
明日、か
「ひっさしぶりのオフなんだけどなぁ」
「・・・・」
「どこ？」
ヤガセンのジト目に折れ
任務地を聞く
「大阪だ」
「・・へぇ」
運がいいな
「頼んだぞ」
「はいはい」
むやみやたらに調べても仕方がない
俺はAの婚約者だったんだ
本家に行ったってなんの問題もないはず
Aは必ず生きている
必ず
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作者名：ミンミンゼミ | 作成日時：2021年4月1日 22時
