慧眼と金塊

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あけましておめでとうございます！
去年も今年も大変な1年になりそうですね・・・

この小説の番外編として
新しく小説を作ろうかなぁなんて思ってます
こっちはメインで書いていこうかなと・・
まぁ作るかはまだ未定です！

それでは良いお年を！

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「みろ、杉本
役立たずの白石が帰ってきてるぞ」


「こいつ・・酔っぱらってるのか？」


「酒臭い・・」





同時刻、白石は逃げたAを信じ
(酒を買って)コタンへと帰ってきていたのだ



「オオワシの羽を売った金で
酒を飲んで帰ってくるとはどうしようもないやつだな」


「なんで汚い片っぽ靴下ちゃんを
ポケットに突っ込んでるんだ？

おい杉本
この汚い男を部屋の隅っこの寒いところに
転がしておけ」


「はい、アシリパさん」



ｺﾞﾛﾝｯと転がされた白石の顔は
少し苦しそうで


「A・・・・ちゃ、」



と小さく寝言を言った





「・・？？
そういえばAはどこに行ったんだ？」


とアシリパ


「あいつ・・朝はいたよな？」


杉本もやっと気が付いたのか
チセの外に出て辺りを見回す



「外にもいないみたいだ」



「・・外に出ていったのは
俺が見ていた」


と谷垣



「もぉ〜
何処に行ったんだぁ？Aは〜」


「まぁ腹がへりゃ帰ってくるだろ」


そんな呑気な考えで
アシリパたちは夕飯の準備をし始める







「遅いなぁ、A」







その日、Aが帰ってくることは無かった

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