【鬼滅の刃】夢柱、下弦の壱の妹らしいです。

拾壱　休息日.2日目.夕 ページ15

『お待たせしてすみません』

「…あ、いや、大丈夫だ」

『どうしました？ぼうっとして』

「…」

『宇髄様 ー。何も無いなら行きましょうよ』


「…本当にお前Aか？」

『はい？』


思わず本音が漏れてしまった。


「お前の方こそ派手に姿違かったんだよ、悪かったな」

『あ、大丈夫です…？？』


そんなに違うだろうか、髪を下ろしたくらいで。

いつも着ない着物だからだろうか。

…


「Aちゃーん！久しぶり！！」

足をただ進めていたら屋敷に着いていたらしく、3人が駆け寄ってくる。

いつも通り可愛らしい方たちだ。


『こんにちは、久しぶりですね』

お土産の金平糖を渡したら、抱き締められた。

暖かくて、嬉しかった。


「んで、何処行きたいんだ？」

「ふぐ刺しが美味しいと聞いた浅草の料亭に行きたいんです！」

『私が居ていいのでしょうか、これ…』


「｢｢｢居なきゃ駄目だ/です！｣｣｣」

『あ、はい、ありがとうございます…』

＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿
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「本当、派手にうめぇな、このふぐ刺し」

「喜んでもらえて良かったです！！」


時は過ぎ、料亭。


先程から宇髄様はふぐ刺しと酒を

美味い美味い、と言いながら食べ飲みしていて、

私はまきを様達と食後に甘味を食べながらお話をしていた。


『ふふ、少し外の空気を吸ってきます』

「早く戻ってきてね、気をつけて」

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