勢いだけで船を飛び出したものの逃げた先の地球が思っていた以上に住み心地が良くてしばらく住み着くことにした神威の彼女ちゃんのお話。

それはない。 ページ26

『ふぅ…あー、あー、』

ずっと喋ってないと声の出し方忘れそう((

さて…

『これからどうしよ』

お湯に浸かりながら考える。

ん…？これから…お風呂出たら…

『下着は…？(汗』

やっべぇ冷や汗流れてきた((

さすがに同じの履けないし付けれない…！
え、どうする？！

神威｢もしもーし。着替えだけどどんな服がいい？あとサイズ教えてくれないかな｣

はあ？！？！
外から神威の声。
入ってこないでしょ普通！！なに？！女との関わり0なの？！

困惑しすぎて声が出ない。

神威｢…う〜ん。これは答えてくれないと…あ、｣

｢あ、｣……？

神威｢りょーかい｣

えなにが？！なにを了解したの？！(汗

怖がりながらもお風呂でする事を終え、数十分後にお風呂から出る。

『着替えは…ゑ？？』

なぜ、新品の下着セットが揃っているのでしょうか。
どうやってサイズもわかったんだろうか。
えぇ、ピッタリですとも。

服は…さっき着てたやつでいいか…。

服を着たちょうどその瞬間。
扉が開いた。

…は？

神威｢あ、下着は脱いでるやつ見てサイズわかったんだけど服はわからなかったから適当に買っといたよ｣

脱いでるやつ！！！！！！！！
こいつに羞恥心なんてものはない！！！！！！！！！

そしてもしまだ裸だったらどうするつもりだったんだこの野郎！！！！！！！！！

驚愕しながらも神威に差し出された服を受け取り、広げてみる。が、

『？？？？？？』

は？？？？？？？？

尋常じゃないぐらいでかいチャイナ服。
完全に男物。
なに？私の体がこんなにも太ってると…？？

それに紺色で無地。女の子受けは絶対しない。

神威｢…だって君がどんなのがいいか教えてくれなかったんだろ？｣

…………

『…ボン、の』

神威｢え？｣

『リボンの…！！フリフリで可愛いやつ！！チャイナ服！！！！』

神威｢っ？！｣

はよ買いに行け！！！！！！！！！

警戒が消えた瞬間。→←神威｢地球って知ってる？ご飯が一番美味しい星なんだけど｣『……((ｶﾞﾝｽﾙｰ』

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