勢いだけで船を飛び出したものの逃げた先の地球が思っていた以上に住み心地が良くてしばらく住み着くことにした神威の彼女ちゃんのお話。

恋バナ会議 ページ19

『てことがありまして』

妙｢部屋まで別々なのは少し問題ありかもしれないわね｣
猿飛｢大体そういうのは男からこないんだったらこっちからがっ！っといかないと！｣
月詠｢まずその男がどう思っているのかを聞くべきではないか｣

近くのファミレスにて恋愛相談なうです。

地球に来て女性陣の方ともだいぶ仲良くなり、今ではこんな恋の相談まで乗ってもらう仲になれたことを心から喜ばしいことだと実感する。
意見はばらばらだけど←

『ですよね〜。やっぱ着替えもまともに見せられないって…もう付き合ってだいぶ経つんですけど全然考えたことなくて…』
妙｢段階を踏むのは2人のペースでゆっくりでも構わないんだけど、Aちゃんが気にしてるのなら少しアタックしてみてもいいかもね｣

アタック…？

猿飛｢もういっそのことぶっちゅ〜！っといっちゃいなさいよ！｣
『ぶっちゅー？！私から？！』

月詠｢こいつの意見はあまり参考にするでない……が、向こうからの攻めを待つだけでなく、ぬしからも攻めてみるのはありかもしれぬな｣
妙｢いつも彼からのスキンシップが多いんでしょ？多分、Aちゃんから寄ってきてくれたら彼も喜んでくれて次の段階に踏んでくれるんじゃないかしら｣

『なるほど…待ってるだけじゃダメですもんね！』

よし！神威にアタックしてみよう！
でも、、、

『アタックってどうすれば…？』


｢あ、いたいた｣


女性｢｢え？？｣｣

神威｢やあ^^｣

か、神威？！？！

『なんでここにいるの？！てか仕事は？！(汗』
神威｢Aと離れたくないしすぐに終わらせたヨ｣

え？！大丈夫？？阿伏兎に全任せしたでしょ←

妙｢え、Aちゃんの彼氏って…｣
月詠｢知り合いか？｣
妙｢どこかで…｣

神威｢じゃ、Aは連れてくね｣
『え？！まだお話終わってない！』

そう言っても神威は聞くことなく私を担いでファミレスを出る。
てかなんで私がファミレスにいるのわかったの…！！

猿飛｢なによ、全然大丈夫じゃない｣
月詠｢見た限り男のほうはAにぞっこんじゃな｣
妙｢……ああ！！神楽ちゃんのお兄さんだわ！｣

猿飛・月詠｢｢はあ？！？！｣｣

実は我慢してた→←恋人としての悩み

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す