勢いだけで船を飛び出したものの逃げた先の地球が思っていた以上に住み心地が良くてしばらく住み着くことにした神威の彼女ちゃんのお話。

『初めての家出…！』 ページ2

『もう神威なんか知らない！！！！！！！！！』

ﾊﾞｱｱｱｱﾝと勢いよくドアを蹴破り走る。

神威「…………………………は？」

いっそいで自分の部屋に戻りそそくさと荷物をまとめる。
あんな男のいる船なんて乗ってられっか！！

荷物を背負い操縦室まで走ると、操縦士を押しのけかってに目的地のボタンを押す。

ここから1番近かった星がたまたま地球だったらしく、アホみたいにでかいモニターには【ﾓｸﾃｷﾁ:ﾁｷｭｳ】と映し出された。

｢ちょ、Aさん？！？！｣
｢団長！！Aさんが…！！(焦｣

阿伏兎｢なんだまた痴話喧嘩か？｣
神威「Aいい加減に…ぐっ？！」

肩に神威の手が触れた瞬間に神威のお腹に拳を1発((

『ふんっ(ﾌﾟｲｯ』

お腹をおさえ痛みをこらえる神威をおいて、すたこらと出口に向かう。

地球はかなり近くにあったのか、もう街が見え始めている。
よし、降りるか←

ぴょーんっと船から飛び降りる。

『ここは…山？』

ま、走れば街につくでしょ！
街に向かいひたすらにまっすぐ走り続ける。

神威「阿伏兎、俺はA連れ戻すから船を頼んだヨ」
阿伏兎｢なァんだってまた痴話喧嘩に巻き込まれなきゃなんねェんだ…｣

原因→←『これかーらーもどうぞよろしくn((ﾄﾘｾﾂ』

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