招待 ページ7
あーあ、泣き止んじゃった…
倉庫に入れられた時の叫び声はやがてすすり泣きに変わり、今はもうそれすら聞こえない。
気付けば、もうすっかり日は傾いていた。
校庭は綺麗に均され、部活動もないため生徒は誰もいない。
あのいじめっ子も、Aちゃんのことを忘れて帰ったようだ。
ここに居るのは、俺と彼女だけ
体育祭の準備係をしていた俺は、鍵を取りに行って、倉庫を開ける。
中は暗かったけど、一番奥のマットの上に、ひざを抱えて眠っている彼女を見つけた。
よく見ると、目元に涙の跡がついている。
きっと泣きつかれて眠ったのだろう。
俺は彼女を家に“招待”してあげることにした。
そっと抱きかかえて、この倉庫を後にする。
女の子の体って、こんなに柔らかいんだ…
腕の中で眠っている彼女を見て、俺のこの手でぐちゃぐちゃにしてやりたいと思った。
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モノ(プロフ) - 「ふふっ...そう言ってくれる君のほうが、面白いと思うけどなぁ。」by魘夢(ありがと) (2022年11月14日 20時) (レス) @page4 id: 62933bf52d (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年11月14日 15時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mono | 作成日時:2022年11月13日 23時