転校初日 ページ16
エンマside
A達と保健室で分かれた後…、
二十代後半くらいの見るからにやる気のなさそうな男性の先生声をかけられた
どうやら、俺が転校生ということを把握していたみたいで
その俺の教室まで案内してくれた
どうやら、丁度俺の担任の先生だったらしい
少しここで待っていろと言われた
しばらくするとやっぱりやる気のない声で
「入ってきていいぞー」
と声がした
俺は扉を開けて、教室へ入ると女子生徒達の歓声がうるさかった
それはまあいいとして
俺の席はどうやら、窓際の席らしい
ラッキーと思い、その席を見ると、隣にはAがいた
先生がAに分からないことは教えてやってくれと言うとAは、
愛想よく返事をし、俺には心のこもってない笑顔を向けたように見えた
俺は席について、
「よろしくな」
と言うと
Aは下を向いたまま
よろしくと言ってくれた
何か様子が変だと俺は察した
HRが終わるとAはすぐさま教室を出た
俺は気になって
女子「ねぇー、エンマ君って言うの？」
とウザイ女子達に囲まれる前に俺もAを追いかけ教室を出た
教室を出ると、やはり少し離れた所にAはいてうずくまっていた
まださっきの発作が残っていたみたいだな
俺はすぐ駆け寄って、Aの背中を優しく撫でた
エンマ「大丈夫だ、落ち着け…。」
Aは
「ごめｯ……ﾊｧｯ……ﾋｭｯ、ﾋｭｰ……」
謝ろとしてくるが辛そうだ
エンマ「喋るな。……そばにいるから。」
俺はAの背中を撫でながら言う
Aは必死にｺｸｺｸとうなづきながら少しずつ発作を抑えていく
«10分後»
発作もおさまり、落ち着いたAが口を開く
A「ありがとう、エンマ君。あの、今何時か分かる？」
エンマ「礼なんていい。今は８時４９分だ。」
俺は制服の胸ポケットに入れておいた、
自分のiP〇oneを取り出し、時間を見て、Aに伝えた
A「まずいｯ…もう授業が始まる！」
Aは焦って立ち上がり、教室へ戻ろうとする
_______________ﾊﾟｼｯ
俺は反射的にAの腕を掴み、それを阻止しようとした
Aは驚いて俺を見る
A「何するの？」
エンマ「駄目だ！少し休めよ。
今だって発作が出たばかりだ。また同じことを繰り返すぞ？」
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桜柚季 - Mahtaさん» 返信すごい遅れてすいません(>_<)コメントありがとうございます！エンマ様イケメンですよね！かっこ良すぎてツライです…(笑) (2019年2月17日 20時) (
レス) id: a69a8eac68 (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - エンマ様あー！もう何？なんなの？イケメン？知っとるわぼけかす (2018年12月14日 21時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - 白銀水龍さん» お待たせしました！色々と事情がありまして…。ご心配おかけしてごめんなさい(><) (2018年7月23日 22時) (レス) id: a5a1d749af (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍 - 最近あんまり更新進んでないけど？大丈夫ですか？更新復活出来るように頑張ってください。 (2018年7月21日 11時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - 白銀水龍さん» ありがとうございます！私もエンマ様好きです(≧∇≦)これからも頑張ります！！ (2018年7月13日 10時) (レス) id: a5a1d749af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜柚季 | 作成日時：2018年7月3日 22時
