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隣に座るお父さんに『どういうこと？』と視線で問いかければ苦笑された。今までも何度かお見合いの話はあった。だけど私がやだって言えば断ってくれてたのに。
「A、こちらは私がお世話になっている一之瀬様だよ」
なるほど、お世話になってるから断れなかったと。とりあえずお父さんの面子のためににっこり微笑んで会釈しておく。
お父さんにもお母さんにも悟くんと付き合ってること言ってないもんなぁ。だって悟くんだよ！？娘の彼氏があの五条悟だなんて知ったらびっくりして倒れちゃうでしょ！？
それからしばらくは趣味とか高専のこととか、当たり障りのない会話をしていた。
……悟くんもう任務終わってるかなぁ。会いたいなぁ。
そんなことを考えていると廊下が何やら騒がしくなる。お手伝いさん達の「お待ちください、五条様…！」と焦る声が聞こえた。
………ん？五条様って言った？
聞き間違いかなと思った矢先、部屋の襖がスパーンと勢いよく開けられた。そこにいたのは着物姿の悟くんだった。
『えっ！？さっ悟くん！？』
「迎えにきたよー、A」
ヒラヒラと私に手を振る悟くん。待って、状況が理解できないんだけど！！お父さんもお母さんもみんな驚いてる。呪術界では有名人だもんね、悟くんって。
『なっなんでここにいるの！？』
「Aがお見合いするって聞いたから」
『誰に！？情報早すぎない！？』
「ま、細かいことはいいじゃん」
説明する気ゼロの悟くんは未だに驚いて声も出せない私の両親の方を向く。そして流れるような綺麗な動作で腰を降ろし、サングラスを外した。青い瞳がまっすぐ向けられ、その場にいる全員が息を呑んだのがわかる。
「Aは俺が……五条家がもらいます」
かっっ……こよすぎるんですけど！！！！
一瞬息止まった。ほんとに止まった。
………待って、悟くん今なんて言った？
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りんごあめ(プロフ) - むーこさん» むーこ様ありがとうございます！作者の願望と妄想を詰め込んであるのでキュンキュンしていただけて嬉しいです🥺💓 (2月5日 17時) (
レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - 最高すぎます。。。クッション持って悶えちゃいました。。。キュンキュンが止まらなかったです！(≧∀≦) (2月5日 16時) (レス) @page47 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - 最高最高最高~~~~~！宣伝させてください笑私の夢小説も見て欲しいですーーー！心黒模様っていう伏黒恵の小説書いてるので、良かったら……(殴) (12月4日 16時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ありがとうございます！！私も自分で書いていてニヤけが止まりませんでした🤣笑笑 (12月4日 12時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - うん…………ニヤけが止まりません笑笑笑笑 (12月4日 7時) (レス) @page4 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごあめ | 作成日時：2023年12月3日 14時
