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【悟side】





「っていうことがあってね、昨日」





泊まりがけの任務から戻ってくるなり、早速傑との任務に駆り出された。俺達からしてみれば雑魚でしかない呪霊を数体祓いながら、傑の話を聞く。

呪霊玉舐めたのかー。うける。……ああ、だからさっきAにキス拒否されたわけ?『呪霊味のキスなんて嫌でしょ!?』とか意味わからんこと言ってるなーと思ってたけどそういうことか。





「呪霊玉で間接キスかよ」

「それくらいで妬くなよ、小学生じゃないんだから」

「あ?別に妬いてねーし」





イラッとして周りの雑魚を蒼で吹っ飛ばした。





「悟、後で取り込むって言っただろう」

「うるせぇー」





そんな言い合いをしていると蒼をすり抜けた呪霊が1体、俺と傑の目の前に飛び出してきた。





「「あ。」」



















だっせー。あんな雑魚の術式喰らうなんて。ため息をついて傑と顔を見合わせる。傑も同じ表情で俺を見た。





「どうすんだよこれ」

「私に聞かないでくれ。とりあえず帰って硝子に見せよう」

「はー。まじ最悪」

「こっちの台詞なんだけどね」






高専へと戻り、ちょうど教室にいた硝子とAに状況を説明する。





『……え?なんて?』

「だから、こっちが俺でそっちが傑」

「悟、説明が雑だよ」





Aは首を傾げながら俺と傑を見る。硝子は煙草の煙を吐きながら冷静に俺達を観察していた。





「つまり、五条と夏油の体が入れ替わってると?」

「「そういうこと」」

『何その漫画みたいなご都合展開!?』

「ははっ超うけるねー」





いや全然ウケねーよ。大体さっきからAが傑の方ばっか見てんのはなんなんだよ。顔は俺だけど。





「A、俺こっちなんだけど。そっちは傑」

『あっごめん顔が……顔がかっこよくて!!』





Aの言葉に硝子が腹抱えて笑ってる。傑も満更じゃなさそうなのがまた腹立つな。



.

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りんごあめ(プロフ) - むーこさん» むーこ様ありがとうございます!作者の願望と妄想を詰め込んであるのでキュンキュンしていただけて嬉しいです🥺💓 (2月5日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - 最高すぎます。。。クッション持って悶えちゃいました。。。キュンキュンが止まらなかったです!(≧∀≦) (2月5日 16時) (レス) @page47 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - 最高最高最高~~~~~!宣伝させてください笑私の夢小説も見て欲しいですーーー!心黒模様っていう伏黒恵の小説書いてるので、良かったら……(殴) (12月4日 16時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ありがとうございます!!私も自分で書いていてニヤけが止まりませんでした🤣笑笑 (12月4日 12時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - うん…………ニヤけが止まりません笑笑笑笑 (12月4日 7時) (レス) @page4 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんごあめ | 作成日時:2023年12月3日 14時

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