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『なっ何する気?』
顔を赤くして聞けば、にやりと笑った悟くんが私の体をひょいと持ち上げ自分の足の上に乗せた。悟くんは「何もしねーよ」って言ってるけど何かする気満々な顔じゃないのそれ!?
と、疑いの目を向けていたけど本当に何もしてこない悟くん。ただ楽しそうに私を見ているだけで、頭にハテナが浮かぶ。
「何?どーした?」
『えっいや、ほんとに何もしないの?』
「Aは何かしたい?」
逆にそう聞かれ、言葉に詰まる。こんな近くにいるんだからキスくらいはしたいと思ってしまう健全な女子高生の脳内。
悟くんは「Aがしたいことしていいよ」と言ってサングラスをはずして目を瞑る。
もうこれ確信犯じゃん。キス待ち顔もイケメンじゃん。
そんな悟くんに触れるだけのキスをしてみる。私にはこれが精一杯だった。
だけどその後も悟くんは目を開けてくれない。んんー?と首を傾げて考える。もっとしてってこと?それとも他のこと?
唸りながら思考を巡らせていると悟くんの笑い声が聞こえた。いつのまにか目は開いていて青い瞳が私を捉える。
「悩みすぎー。それだけでいいんだ?」
『難易度高すぎるんだけど!!』
「好きなことしてくれていいのに」
そう言って私をその腕に閉じ込める。今では当たり前になってるけど、出会った頃では信じられない距離感だ。ちらりと見上げるとなんだかご機嫌な顔をしている悟くん。
『じゃあさ、私が好きなことしていいよって言ったら悟くんは何するの?』
「えー?それ俺に聞く?」
『……やっぱ言わないで』
にっと口角を上げる悟くんを見て察した。きっと私が恥ずかしくなるようなことだから聞かなくて正解だよね!
久々のデートは楽しくて、ドキドキして、悟くんへの好きって気持ちがどんどん大きくなっていく気がした。
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りんごあめ(プロフ) - むーこさん» むーこ様ありがとうございます!作者の願望と妄想を詰め込んであるのでキュンキュンしていただけて嬉しいです🥺💓 (2月5日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - 最高すぎます。。。クッション持って悶えちゃいました。。。キュンキュンが止まらなかったです!(≧∀≦) (2月5日 16時) (レス) @page47 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - 最高最高最高~~~~~!宣伝させてください笑私の夢小説も見て欲しいですーーー!心黒模様っていう伏黒恵の小説書いてるので、良かったら……(殴) (12月4日 16時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ありがとうございます!!私も自分で書いていてニヤけが止まりませんでした🤣笑笑 (12月4日 12時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - うん…………ニヤけが止まりません笑笑笑笑 (12月4日 7時) (レス) @page4 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごあめ | 作成日時:2023年12月3日 14時