検索窓
今日:4 hit、昨日:73 hit、合計:83,451 hit

85 ページ36

隣を歩く悟くんを見上げると、サングラス越しに目が合った。「ん?」と少し顔を傾ける仕草もかっこよくてそれだけで絵になる。





「どしたー?」

『かっこいいなぁと思って……』

「ははっ何それ」

『悟くんってさ、ほんとは私が独り占めしていい人じゃないよね!!するけど!!』

「するんだ。俺はAに独り占めされたいし、Aのこと独り占めしたいと思ってるけど?」





さらっと言われたその言葉。破壊力やば……。悟くんにこんなこと言われる私、前世で一体どんな得積んだんだろ。ありがとう前世の私。





そうしてカラオケの個室に入り、悟くんに歌ってほしい曲をどんどんいれていく。





「これ全部?10曲も入れてんのうける」





疲れそーって言いながらちゃんと全部歌いきってくれた悟くん優しすぎない??たっぷりと美声を堪能させていただきました!!





「終わったー?」

『うん!ありがとう!』




悟くんに飲み物を渡しながら、ご満悦の私は顔が緩みっぱなしだ。





「そんな喜んでくれるならもっと歌ってもいいけど」

『……悟くん優しすぎて心配になる』

「なんか前にも聞いたなそれ。Aは歌わねーの?」

『私はもう耳が幸せだから!満足!』





きょとんとした顔で「耳が幸せって何?」と問いかけくる悟くん。かわっ……かわいい。目も幸せだったわ。





『好きな人の声で満たされてる、みたいな』

「ふーん……じゃあこっちの方がよくね?」





ぐいっと肩を抱き寄せられて悟くんの唇が私の耳に触れる。





『さっ悟くん』

「もっと満足させてあげよっか」





耳元で甘く囁かれて、思わず肩が震えた。ドキドキしすぎて直視できないけど、私の反応を見てにやり顔の悟くんが想像できる。



.

86→←84



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (187 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
660人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りんごあめ(プロフ) - むーこさん» むーこ様ありがとうございます!作者の願望と妄想を詰め込んであるのでキュンキュンしていただけて嬉しいです🥺💓 (2月5日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - 最高すぎます。。。クッション持って悶えちゃいました。。。キュンキュンが止まらなかったです!(≧∀≦) (2月5日 16時) (レス) @page47 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - 最高最高最高~~~~~!宣伝させてください笑私の夢小説も見て欲しいですーーー!心黒模様っていう伏黒恵の小説書いてるので、良かったら……(殴) (12月4日 16時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ありがとうございます!!私も自分で書いていてニヤけが止まりませんでした🤣笑笑 (12月4日 12時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - うん…………ニヤけが止まりません笑笑笑笑 (12月4日 7時) (レス) @page4 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りんごあめ | 作成日時:2023年12月3日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。