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片想い3 ページ11
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廉と出会ったのは 4年前。
その頃の俺は とにかく廃れてた。
事務所に入ってかなり経つのに なかなかデビュー出来そうにもなくて。
挙げ句の果てに、俺より後から入所した人が先にデビューしたり、地元の友達たちはどんどん就職したり、かなり焦っていた。
そんな時に、廉と出会った。
初めは、距離感が近くてグイグイくるから こいつとは仲良くなれないな って思ってた。
自分の悩みや弱みを人に見せるのが苦手な俺。
この時も、焦りや不安と1人で戦っていた。
なのに、廉はそんな俺の中に すっと入ってきていた。
廃れてた俺の心は 輝いて見えるようになっていた。
廉と出会ってから 俺の景色は どんどん変わっていった。
いつも抱きしめられる 廉の優しい温もりに 落ち着く
ようになっていた。
あぁ、廉のこと好きなんだな…
暫くして、そう気づいた。
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作者名:ゆうき | 作成日時:2019年10月8日 1時