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片想い2 ページ10






「なんだよ」



「今日この後あいてる?」



「なんも予定ねえけど…」



「じゃあ、俺ん家で飯食べようや」



「…おう」




廉は俺の返事を聞くと そそくさと 俺から離れていった。





大好きな温もりがなくなり 寂しくなる…









なあ、廉





お前は どういうつもりで 俺の事誘ってるんだよ




俺は お前のその一言で こんなにも お前への想いが膨らんでいくのに…









いっそ 風船みたいに 飛ばせたらいいのに…









でも 透き通った綺麗な瞳に 今の俺は 映らない







”誰か” を見る横顔を 振り向かせたい







でも…







…振り向かない






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作者名:ゆうき | 作成日時:2019年10月8日 1時

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