522話です ページ2
リング争奪戦を終え数日が過ぎた頃、私達は普段通りの生活を送っていた。
普通に朝目が覚めて、ご飯食べて、学校へ行って、友達と駄弁って、放課後に恭弥さんに呼び出しを食らって、応接室で書類の整理して、家に帰って家族+aと温かな夕食を食べそして寝る。そんな当たり前な平穏な日常が。
けれど人生というものは何が起こるかわからないもので雫一つで水紋が起こるようにほんの些細な出来事が大きな事件へと発展していく。
バタフライ効果。なんて大袈裟に言い過ぎだろうか。
けれど始まりはいつだってそう些細なことが原因だ。例えるなら……そう、私の弟 ツナの家庭教師が忽然と姿を消したように。
＊＊＊
「ユキ、リボーン知らない！？」
それはある休日の昼下がりで起こった事だった。
ツナが珍しく慌てた様子で私の部屋に訪れたと思ったらいきなりそんなことを聞いてきた。
「リボーン先生……？」
リボーン先生について昨日の朝会っただけでそれ以外に会ってない。知らないと答えればツナそんな！と叫んだ。
「ユキなら知ってると思ったんだけど……あ、ありがと！！」
「あ、ちょっとツナ待ってください！！」
そのまま走り出そうとするツナを私は引き止める。リボーン先生に何かあったのか尋ねると昨日起こったことを話した。
どうやらランチアさん達を見送った後、いつものようにランボとリボーン先生が喧嘩をしたらしい。まあその後の結果はわかりきっていることだ。リボーン先生にボコボコにやられたのだろう。泣きわめくランボが自身に撃とうとした10年バズーカの弾に当たってしまったらしい。
いつもなら10年バズーカに当たった者は5分間だけ10年後の自分と入れ替わることができるのだがリボーン先生の場合、姿を現さなかったらしい。
「その日の内に帰ってくるだろって思ってたんだけど……け、けど帰ってこなくて。だからオレ、探しに行かなくちゃ！！」
「……」
二つほど不可解な点がある。
一つは避けられるはず攻撃があの時避けられなかったことともう一つは10年後のリボーンが現れなかったことだ。
普通10年バズーカに当たった者は10年後の自分と5分間だけ入れ替わることができる。いわば優れ物アイテムなのだ。それだと言うのに10年後のリボーン先生は現れなかった。
それってつまり10年後の彼はいなかった。存在していないということ……まさか。
嫌な予感が頭をよぎり頭を横に振る。これ以上この件について考えるのはやめよう。
「……ユキ？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
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夜野兎(プロフ) - 藍@315号室さん» 初めまして夜野兎と申します！！わあ、ありがとうございます！！そう言っていただけるととても嬉しいです！！これからもゆっくり更新ですが、宜しければ見ていってください(*´∇｀*)コメントありがとうございました！！ (2020年6月26日 23時) (
レス) id: e2b977e57a (このIDを非表示/違反報告)
藍@315号室(プロフ) - はじめまして。久しぶりにこのシリーズを読みました！本当に最高です！続きも楽しみにしてます。 (2020年6月26日 20時) (レス) id: 587d339074 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - 悠さん» そう言ってくださるととても嬉しいです！！これからもかなりゆっくり更新ですが楽しんでいただけると幸いです！コメントありがとうございました！！ (2020年5月27日 20時) (レス) id: 6fda6574a9 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - このシリーズ楽しみにしてます！ (2020年5月27日 8時) (レス) id: 985e15984a (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - 春風さん» コメント、ありがとうございます！！そう言っていただけるととても嬉しいです！！ゆっくり更新ですが、楽しんでいただけると幸いです(*´∀｀*) (2020年5月5日 11時) (レス) id: 99e7c54c4d (このIDを非表示/違反報告)
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