466話です ページ8
「クローム…ドクロ?」
「ん?だ…誰だ?この女子は…」
聞き慣れない言葉と見知らぬ女子の登場にリボーン先生を除く皆が首を傾げる。
「弟君の知り合い?いやでもこんな子見たことがないけどなぁ。ユキは?」
「残念ながら知りません」
「だよねぇ」
もし知っていたというなら私も知ってるはずだしなぁ。と更に首を傾げる綾を余所に私はちらっとツナを見る。
ツナは六道骸ではなくクローム髑髏た名乗った見知らぬ少女に驚きを隠せないようだ。
「霧の守護者って……この娘って……六道骸じゃ……ない……?」
クロームさんを見ながら呟くツナに獄寺さんは騙されないでくださいと声を荒らげた。
「そいつは骸です!!骸が憑依しやがるんです!!目的のためなら手段は選ばねえ!!あいつはそういう男です!!」
「……まあ確かに六道骸は目的のためならあらゆる手段を駆使してでもやり遂げる男だよねぇ」
六道骸が起こしたあの事件について言っているのだろう。眉を寄せ、綾は渋い顔をする。まあ確かに。綾の言葉には一理ある。
「信じてもらえないのね」
「ったりめーだ!!10代目!!あの武器を見てください!」
獄寺さんの言葉に私は彼女の武器に目を向ける。彼女は六道さんと全く同じ三叉槍を両手で握りしめていた。
「それに眼帯で怪しい目を隠してる!!」
ドクロのマークが入った眼帯だ。
怪しいと言われれば怪しいのだが……何故だろう。
「六道骸では……ありません」
「うん。オレもそう思う。彼女は六道骸じゃ……ないよ」
「い"っ?」
「ユキ?」
訝しげにこちらを見る綾と獄寺さんに私とツナは顔を合わせた。
「やっぱりユキもそう思ったんだね」
「やっぱり……ということはツナもなんですね」
「うん。なんとなくではあるけど……」
「庇ってくれるんだ」
スッ、といつの間にか彼女が接近していた事に気付いた時には既に遅かった。
「ありがと、ボス」
ツナの頰にクロームさんの唇が触れる。まさかキスしてくるとは思ってもいなかったのだろう、顔を真っ赤にしてツナはええっと叫んだ。
「な、何したんだ、テメーーーー!!!」
「挨拶」
「なっ!??」
自身の頰に手を添えプルプルと震えているツナ。そんなツナを見て綾は大爆笑。お腹を抱えて笑っていた。
「くっ、あははっ」
「て、てめぇはいつまで笑ってやがる!!!」
「いや、だって!!挨拶って!!まあその国ごとに挨拶の仕方は違うらしいけど、ここ日本なのに挨拶にキスって!!」
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夜野兎(プロフ) - さにー☆彡さん» コメントありがとうございます!!いえいえこちらこそ返信遅れてすみません!!はい、これからも頑張ります!! (2019年5月12日 7時) (レス) id: 3e9e57d427 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 続編おめでとうございます!!お祝い遅れてごめんなさい!!いよいよリング戦も佳境に入ってきますね!これからも頑張って下さい!! (2019年5月9日 7時) (レス) id: 6034bec340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜野兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時:2019年5月5日 0時