480話です ページ23
チェルベッロに連れられてきたのはグランドである。グランドには四方を囲む有刺鉄線があり、その8門にガトリングが設置されていた。
「雲の守護者の使命は何ものにもとらわれることなく独自の立場からファミリーを守護する加工の浮き雲」
「故に最も過酷なフィールドを用意しました。四方有刺鉄線が囲まれ8門には自動砲台が30m以内の動く物体反応し攻撃します」
「また地中には重量感知式のトラップが設置され警報音の直後に爆発します」
「まるで戦場ではないか！！」
と叫ぶ笹川先輩の額には汗が滲んでいた。
「怖けりゃ逃げろ。てめーらのボスのようにな」
レヴィの蔑みを滲ませた声にしししと笑うベルフェゴール。そんな彼らに獄寺さんは青筋を立ててふざけんなと怒鳴り散らした。
「10代目は逃げたんじゃねぇ！！！」
「ツナは来る必要がねーのさ」
青筋を立て今にも胸ぐらを掴みに行こうとする獄寺さんを止めるように彼の肩を掴む山本さんが笑みを浮かべた。
「ヒバリはうちのエースだからな。あいつは負けねーって」
「何を？」
エース。その言葉に反応したXANXUSさんがくしゃりと顔を歪ませぶはーはっはっと声を上げ笑った。
「そいつぁ楽しみだ！！！」
「あの野郎…」
この緊迫とした空気の中、この場に似合わず笑っているXANXUSに何か言いたげな表情を浮かべる獄寺さんだったが、何も言わずに円陣組むぞと私達に声をかけたので円陣を組む。
「ヒバリーッファイッ！！！」
「オーーーーッ！！！」
叫んだ後に、コラッと笹川先輩を睨む獄寺さん。
「芝生頭！ 声がちいせーぞ！」
「なぬ！？ ヒバリ本人が入っていなくてイマイチ燃えんのだ！」
「あーまあ。兄さんだからねぇ。むしろ兄さんが笑顔でこっちに近付いてきて、私達と
「だな」
「確かに」
「……ですね」
獄寺さん、山本さん、私の順で綾の言葉に同調する。その光景を想像しただけでちょっと鳥肌が……
「……しっかし最初に1番円陣嫌がってた獄寺がこんなにやる気とはな」
山本さんの言葉に、獄寺さんがあったりめぇだ！と叫ぶ。
「10代目がいたら、きっとこうしたはずだ！！」
「……そうですね」
確かに。もしこの場にツナがいたら、恭弥さん、頑張れの意味を込めて円陣を組むだろう。彼はそういう人だから。
「それでは、始めます」
「雲のリング。ゴーラ・モスカVS雲雀恭弥。勝負開始！！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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夜野兎(プロフ) - さにー☆彡さん» コメントありがとうございます！！いえいえこちらこそ返信遅れてすみません！！はい、これからも頑張ります！！ (2019年5月12日 7時) (
レス) id: 3e9e57d427 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 続編おめでとうございます！！お祝い遅れてごめんなさい！！いよいよリング戦も佳境に入ってきますね！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月9日 7時) (レス) id: 6034bec340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2019年5月5日 0時
