477話です ページ19
嘘吐き。それだけではないくせに。
そう言って笑う彼に思わず心の中で突っ込む。まあここは敢えて口に出して言わないが。彼には彼の
「やはりてめーっ」
彼の心中とは知らない獄寺さんはダイナマイトに火をつけようと持ち上げるが、ツナに待ったをかけられピタッと動きを止めた。
「と、とりあえず…あ……ありがとう」
感謝の言葉を述べるツナに六道さんはフっと軽く笑い少々疲れたと言って、前に倒れこんだ。と同時に姿がクロームへと変わる。
どーなってると混乱している獄寺さんに対し内臓はどうなったと慌てるツナ。ヴェントさんへ目配せをするリボーン先生に彼女は仕方ないとばかりにクロームへと近寄り触診した。
「……うん。大丈夫だよ。この子の内臓はあのナッポー頭の男の強力な幻覚によって機能してる」
すうっと寝息を立てるクロームにツナはホッと安堵の息を零す。無論私もだ。流石に目の前で死んだ姿は見たくない。
「こいつすぐくたびれるびょん。これだから人間は…」
いや貴方達も人間だよ。
「……いやあんたらも人間だろ」
心の中で突っ込むが、綾はそのまま声に出して突っ込んでいた。なんとまあ勇気があるというかなんというか。
はあっとため息をついたところでクロームを置いて帰ろうとする彼らにツナが待ったをかける。
「この娘放置ですか！？」
「起きりゃ自分で歩けんだろ？その女、ちやほやする気はねーし」
そいつは六道さんではないならなとこちらに背を向け歩き出す彼らにツナは少し俯いた。多分、六道さんのことについて考えているのだろう。
「同情すんなよ」
そんなツナの心を見透かすようにリボーン先生が口を開く。
「お前は骸のやったことを忘れちゃならねーんだ」
リボーン先生の一言にツナは何も言わずただただ唇を噛み締めていた。
「霧のリング争奪戦はクローム髑髏の勝利です。それでは次回の対戦カードを発表します」
「明日はいよいよ争奪戦守護者対決最後のカード、雲の守護者の対決です」
「ついに兄さんの出番だね！！」
滅茶苦茶良い笑顔でこちらを見る綾にそうですね、とただ淡々と返す。
「ああ！」
「おいXANXUS、どーするんだ？次にヒバリが勝てばリングの数の上では5対3になり、既にお前が大空のリングを手にいれているのはいえ、ツナ達の勝利は確定するぞ」
リボーン先生の言葉にハッとする私達。そう言われてみればそうだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「リボーン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜野兎(プロフ) - さにー☆彡さん» コメントありがとうございます！！いえいえこちらこそ返信遅れてすみません！！はい、これからも頑張ります！！ (2019年5月12日 7時) (
レス) id: 3e9e57d427 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 続編おめでとうございます！！お祝い遅れてごめんなさい！！いよいよリング戦も佳境に入ってきますね！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月9日 7時) (レス) id: 6034bec340 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2019年5月5日 0時
