228話です ページ5
「静かにしてよ！」
「10代目、ユキさん！！助けてくださいっ。殺されます〜〜！」
ツナが自分の部屋を開けた時、ジャンニーニが飛び出してきた。私は咄嗟に大股一歩ぐらい足を横に動かしたので踏まれることはなかった。思いっきり踏まれてしまったのだが。
ふぎゃっと奇声をあげるツナと私に話を聞いてくださいと怒りを瞳に宿し目付きを鋭くさせながら彼は言う。ジャンニーニが全ての武器を使い物にならなくしたと。
そんな彼に対してジャンニーニは「ですから言ったはずですよ」と困ったように笑った。
「私の腕は父親には及ばないと。それに改造とは必ずしも改良ではないのです。改悪もまた改造！！」
ははは、と開き直ったかのように大口開けてジャンニーニは笑う。ここは普通反省し、どこがダメだったかかについて考え、次に活かす努力をするところなんだが……
「調子のいいこと抜かすんじゃねーー！」
「元に戻せるか」
リボーン先生が問いかけると。至極残念そうにしながらも「時間は少々かかりますが」と告げた。その時に彼の乗る機会が前へ傾きゴリッと嫌な音を立てる。
「痛いってーーっ！」
泣きそうな顔で叫ぶツナにジャンニーニは慌てて上から退くと、ランボが扉を開け豪快に開け現れた。ランボの登場に顔を顰め文句を言う獄寺さんにランボは鼻くそを獄寺さんの腕につける。
その時、獄寺さんがプルプルと小刻みに震えていることに気付いたのだろう。冷や汗をかきながらバリアと腕を交差させるランボにかなり強めの拳骨をくらわせた。
これはある意味自業自得なのだが……子供相手にかなり強めの拳骨は少しやりすぎな気もする。
うわああんと泣き叫ぶランボにあたりが和らいできたのかゆっくりと体を起こすツナは慰めにかかろうとした時、ランボが自分に10年バズーカを向けた。
「10年バズーカ！？」
「ジャンニーニさん、まさかあれも？」
「勿論改造しちゃいました」
そしてランボが引き金を引く。ドガァンという爆音と共に目の前がピンク色の煙に包まれた。
黙々とした煙が晴れると未だに泣き叫ぶランボがいる。10年後の彼と変わっていないこととなんか視線がいつもよりも低いことに不思議に思っていると高い声が隣の方から聞こえてきた。
「ったくインチキなヤローだぜ。もーー二度と頼むかっつーんだ！！」
「んなーー！！」
改造された10年バズーカのせいかと嘆きの声を漏らすツナに視線を投げると……なんかいつもよりも大きくなった彼がそこにいた。
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夜野兎(プロフ) - あーさん» まじですか笑笑。なんとなくで思いついたものを詰め込んでみたらこうなりました！！コメントありがとうございます！！ (2017年11月23日 15時) (
レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
あー - 表紙絵がうけますwww (2017年11月23日 10時) (レス) id: 39cc4c9138 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - にゃーさんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2017年11月12日 9時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
にゃーさん - 面白いです。
更新頑張ってください。 (2017年11月12日 1時) (携帯から) (レス) id: bef68917c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - 扇華→さん» コメントありがとうございます！！頑張って更新したいと思います！！ (2017年11月9日 8時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年11月9日 0時
