226話です ページ3
「ジャンニーイチさん、ですか？」
聞き覚えのない名前に首を傾げているとリボーン先生は教えてくれた。ジャンニーイチはジャンニーニの父親なのだと。なるほど、どうりで名前が似ているわけだ。
話の続きを促すとリボーン先生は語る。
ジャンニーニの家は代々ボンゴレの専属武器チューナーで目の前にいるジャンニーニの父ジャンニーイチがチューニングすると武器が目を覚ますと言われるほどの名チューナーらしい。
「それは凄いですね」
にしても光学迷彩、か。まさかマフィアの科学者がその光学迷彩とやらに手を出しているとは思いもしなかった。“光学迷彩”といっても言葉の意味ぐらいしか知らないのだが。
そんな凄いものを作るなんてマフィアの科学技術が規格外と言えよう。しかしそれなら謎だと言われる暗殺の手口も頷ける。
作業をしているジャンニーニさんに目を向けるとダイナマイトの改造が終わったのか獄寺さんにダイナマイトを返していた。
「ではユキさん。オレは10代目のところへ行って改造した武器を見せてきますね！！」
イキイキとした顔で階段を降りていく彼に私は思わず頭を抱える。
彼はツナのことを思っての行動なのだろう。だが想い人と二人きりというシチュエーションにあるツナにしてみれば迷惑の他でもない。
何せ改造した武器がどれほどの威力なのかわからないのだ。もしかするとこの家が吹っ飛ぶほどの威力があるかもしれない……カンは大丈夫だと告げているが少し心配になる。
着替えを先に済ませようと思っていたが、これは先に獄寺さんを見に行った方がいいのかもしれない。
「……獄寺さんが心配なので見に行ってきますね」
「え、ええ。いってらっしゃいませ」
＊＊＊
ダイニングに入るとちょうど獄寺さんがダイナマイトを庭先に投げているところだった。パァンという破裂音と共に白い鳩が飛び交い、カラフルな紙テープや紙吹雪がヒラヒラと舞い落ちる。
……カンの言う通り、どうやら余計な心配だったようだ。威力が上がるどころか最早ダイナマイトでさなくパーティグッズ仕様になっている彼の愛用武器を見つめ、ヒクリと私、ツナ、獄寺の三人は口角を引きつらせる。
「どーゆーことかじジャンニーニに聞いてきます」
こめかみに青筋を立て怒りのオーラを撒き散らしながら階段を上っていく獄寺さんと行き違うようにリボーン先生が入ってきた。
「ちゃおっス。京子」
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夜野兎(プロフ) - あーさん» まじですか笑笑。なんとなくで思いついたものを詰め込んでみたらこうなりました！！コメントありがとうございます！！ (2017年11月23日 15時) (
レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
あー - 表紙絵がうけますwww (2017年11月23日 10時) (レス) id: 39cc4c9138 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - にゃーさんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2017年11月12日 9時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
にゃーさん - 面白いです。
更新頑張ってください。 (2017年11月12日 1時) (携帯から) (レス) id: bef68917c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜野兎(プロフ) - 扇華→さん» コメントありがとうございます！！頑張って更新したいと思います！！ (2017年11月9日 8時) (レス) id: e61c8df72f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野兎 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年11月9日 0時
